敷金が戻ってこない本当の理由って?

 

今回は敷金について書いてみようと思います。

お部屋を退去する時に敷金が戻ってくるというのはお客様の中でもご存じの方も

多いかと思いますね。でも中にはその返還される敷金の額を見て「こんなに少ないの?」

って感じる方も多いかと思います

まず差し引かれるのが多いのがハウスクリーニング費用ですね。これは契約時に特約として

盛り込まれている事が多いですからこれを拒否する事はなかなか難しいと思います。

特約って内容が過度に違反せずに契約時に本人が了承しているものであれば基本的には

有効になる事が多いですからね

スポンサーリンク

国交省でガイドラインの制定がなされていますがこの資料を元に敷金の返還を求める方もいます。

でもガイドラインは法的拘束力がない事が問題でした。

そこで都内を中心に東京ルールというものが制定されて契約時に説明する事になっています。

退去時には借主さんは原状回復をして部屋を明け渡す事になっているのですが

そもそもの原状回復というのは部屋を最初に借りていた状態に戻すという事だと勘違いしている

方も多いと思うんです。原状回復っていうのはそこから自然劣化や自然損耗を差し引いて考える

ので基本的には借主さんが故意でつけた汚れや傷でなければ敷金は戻ってくるはずなんですね。

また壁紙や床・設備品などをとっても耐用年数というのがそれぞれあらかじめ決められていて

大体6~7年すればその設備品の価値は0に等しくなっているんです

ですから例えばその部屋に10年済んだとしたら敷金はほとんど返還されるはず、、なんです。

でも先に書いたハウスクリーニング費用や借主さんの原状回復の曖昧な認識などがあって

返還される金額が少ないという結果になる事も多かったりします。

また大家さんも実際は大変なんですよ。大家さんて部屋を人に貸しているだけでお金が入ってくる

ラクな商売と考える人もいるんですけど、最近は建物の供給過多で空き室も多いですし

退去時の原状回復には自分の持ち出しになる事もあります。また例えば壁のクロス1つとっても

ガイドラインでは1㎡単位での交換が望ましいとなっていたりしますが、例えばその部分だけ

クロスを交換したとしても他の部分と比べるとそこだけ新品みたいな違和感もでちゃいますしね

また不動産屋も原状回復時に業者の選定や補修箇所によって利益を得る場合もあるので

なかなかお互いの折り合いが付かないという結果になる事もあるんですね。もちろん不正なく

やっている会社さんが多いと信じたい所ではありますが。

また借主さんとして注意したいのは退去時に担当者と立ち合いで部屋の修繕箇所などについて

話し合いがなされて合意書にサインをする事もあると思いますが、本当に納得がいかないのであれば

サインする必要もないかとは思いますね サインしなければ家賃がそのまま発生する、なんていう理屈は

もちろんおかしいですし、部屋の明け渡しをしている時点で家賃は発生しない訳ですから根気強く

担当者さんと話合いをする姿勢も必要なのかもしれませんね

スポンサーリンク