家賃の時効は何年?

 

今回は家賃の時効について少しだけ書いてみようと思います。

みなさんは家賃をきちんと支払っていますか?いくら借主保護の傾向が強いとはいえ、賃料滞納は

一応契約違反ですので毎月しっかりと支払っていきたいですね。

さてもし家賃を滞納した場合ですがその時効は何年なのでしょうか?

通常の債権による時効を消滅時効と言いますが一定期間行使しない事により時効によって消滅してしまう事ですね。

この債権の消滅時効の期間は10年とされています

それでは家賃の時効も10年か?という事になりますが家賃の場合は異なります。

賃料請求権は通常の債権と異なり、民法169条にて「年又はこれより短い時期によって定めた金銭その他の物の

給付を目的とする債権は,5年間行使しないときは,消滅する。」という決まりになっているんですね。

つまり家賃や地代の時効は5年という事になります

その起算日についてですが支払期限の翌日が起算日という事になります。

例えば6月31日が支払期限である家賃であればそこから5年後に時効にかかるとされています。

でもその経過期間中に裁判上の請求がなされた場合には時効中断事由となります。

裁判上の請求とはいっても内容証明郵便で催告した場合なども該当しますので6か月以内に裁判をする等の

行動を取る必要はありますが検討は可能です。

またはその滞納者から債務承認書をとっておけば時効中断事由になるのでこのほうが簡単ですね。

また家賃滞納が続いているけれども現在は家賃を支払っているという場合には、例えば今月分の家賃を

受け取ったとしてもその家賃を一番過去の古い月の家賃に充当していけば時効完成を遅らせる事はできるかと

思います。

もちろん5年間も家賃滞納する人というのはかなりのツワモノですが債権者にとっては注意したい所ですね。

明け渡し請求の裁判を起こすとしてもお金も時間も無駄になりますから、入居時の人物審査はしっかりと

行っておきたい所です

スポンサーリンク