不動産屋のHPのアクセスのコンバージョン率は1%?

 

今回は不動産屋のHPについて少しだけ書いてみようと思います。

通常の不動産屋であればどこでもホームページは出してますね。もっとも老舗の昔からある老夫婦で

営業しているような会社ではまだHPを作成していない店舗もあるかと思いますが、今やHPを用意していない

会社のほうが珍しいくらいです。

不動産屋はご存じの通り、自社で管理している物件を掲載できる事は少なく、流通物件なので仲介であれば

なおさら他社の物件をHPに掲載させてもらう事もあります。

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例えばレインズ等を見れば物件によって掲載可能物件、掲載要確認物件、掲載不可物件とあり

良さそうな物件を探し出しその物件を扱っている他社に掲載許可をもらってから自社のHPに掲載する

という流れになります(一部掲載許可を取らない業者さんもいますが。。)

このように不動産屋のHPというのはトップページにて沢山の物件が掲載されているものが一般的で

その他にもスタッフ紹介・新着物件・イチオシ物件、物件検索窓、会社概要・ブログ・Twitter・lineなど

様々な項目を掲載しています。

不動産屋のHPは小規模~中規模な一般的な店舗であれば地域にもよりますが1日に300アクセスもあれば

良い方だと思います。中には100にも満たないHPもたくさんある事でしょう。また物件に対してのアクセス

なのか、ブログに対してのアクセスなのか等、項目によってアクセス数も異なるでしょう。単純に不動産

コンテンツだけでアクセスを稼ぐのは難しい事ではありませんが、物件へのアクセスだけで300稼ぐのは

小規模な不動産屋であれば簡単な事ではありません。

一般的に不動産屋のHPのコンバージョン率は1%前後が平均的な所だと思います。賃貸ではなく売買であれば

更にコンバージョン率は低くなります。

コンバージョン率というのは不動産で言えば反響率(問い合わせの電話が鳴る確率)と考えて良いかと思います。

100のアクセスがあるとしたらその中の1人が問い合わせ電話をかけてくれるという事ですね。

意外に少ないと考える人もいるかもしれませんが実際にはこんなものだと思います。

また例えばその会社のHPとブログを比較してもコンバージョン率は異なるかと思います。

HPに100アクセス・ブログに100アクセスあったとしても一般的にはHPのほうがコンバージョン率が

高くなるように思います。ブログを見ていて記事内容が面白かったとしても、その会社の物件に問い合わせをしよう

と思う人は少ないからです。やっぱりHPの物件を見て気に入った物件が見つかったから問い合わせをする、

という行動が普通でしょう。

また例えば「新宿区の賃貸物件」と「新宿1丁目に限定した賃貸物件」のHPであれば当然後者のほうが

コンバージョン率は高くなるかと思います。そのHPを覗いたお客様はある程度絞り込んだ後で新宿1丁目の

賃貸物件を探している可能性が高いですからね。中には「新宿区の賃貸物件のHPのほうがコンバージョン率は

低くなるがその分アクセス数は多くなるはず」という批判もありそうですが不動産屋のHPの役割は

物件の情報提供する事ではなくあくまで反響取得です。問い合わせの一歩手前の段階のお客様の前に希望に叶う

物件が掲載されていた時にお客様は反響行動を取ります。

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またポータルサイトとHPを比較してもHPのコンバージョン率は意外に高いと言われています。

通常の部屋探しは、ポータルサイト等で家賃相場や地域を絞り込み→その地域の不動産屋を検索→

その会社のHPに辿り着く というパターンも多いからです。つまりその不動産屋のHPに辿り着いた

お客様は問い合わせ電話をかけるまであと一歩のお客様、反響に一番近いお客様という事も言えるかと

思います。もちろんポータルから直接、担当の不動産屋に問い合わせをする人もいますが物件の絞り込み

をする時に、お客様はけっこう自分を疑います。自分が騙されるのが嫌だからですね。特に不動産屋のイメージ

は悪いです。情報武装する事でそんな気持ちを払拭するのでしょう。もっと物件の事を詳しく知りたいという

人はその物件名や物件住所をコピーしてそのまま検索欄にペーストして検索をかけます。そうやって物件名等で

具体的に検索をかけると既に成約済みの物件情報が募集内容だけ削除されていて掲載されているのを見かけます。

不動産屋としても物件名で検索をかけられている事を知っているので物件が成約しても削除せずにそのまま

その記事を残している場合もあります。「成約済み」という表示をしておけばおとり広告の疑いをかけられる事も

ないですからね。物件が成約してしまったからといってその度に記事を削除していたのであれば勿体ないです。

その記事を作成するのにアルバイトに写真撮影に行かせ画像や文字を取り込むという作業が発生している訳で

人件費も時間も取られています。ですから成約してしまったとしてもその記事を別に保存しておく事ができる

環境が望ましいと思います。大袈裟に言えば一度作成した記事はその会社の「資産」の一部です。

また一度掲載した記事をまたHPやブログで物件を掲載するにしても記事タイトルは物件名や物件住所を掲載する場合も

あります。前述のように物件名や住所で検索をかけてくる人も多いからです。またそのようなお客様は

その物件の問い合わせをしようとしている反響まであと一歩のお客様。逃す訳にはいきません。不動産屋が

キーワード選択をしようとして「駅名+賃貸」「○○市+不動産」なんてキーワードで物件掲載をしようとすると

自爆する事も多いです。理由はもちろんそのようなキーワードで掲載している競合他社が多すぎるからですね。

上記のようなキーワードでポータルと張り合っても負けが見えています。そんなやり方をするようであれば

物件名や物件住所で検索ヒットするように記事を作り、その物件の地域性や周辺施設情報をどこよりも詳しく

沢山盛り込むほうが検索エンジンからも好評価を受けやすいと思います。サイトの上位表示には当然

記事のコンテンツが命ですし物件概要だけしか載せていなかったら他社サイトとの重複コンテンツとみなされ

ペナルティの対象ともなりかねません。また例えばある不動産屋の広告費が2万円使えるとしたら

ポータルサイトと自社HPのどちらを利用するでしょうか。ポータルサイトでは毎月2万円ほどの広告費であれば

掲載できる枠は20枠程度でしょう。自社HPの場合には運用・保守会社に毎月2万円支払ったとしても

1000物件以上は自社HPに掲載できます。いかにポータルの反響率が高くても自社HPのほうが反響は取れる筈です。

またポータルサイトで上位表示を依頼するには別料金がかかります。広告料がいくらあっても足りませんし

またそのツケは一般消費者に回ってきます。どうしてもポータル掲載でいくのであれば一社限定が良いかと

思います。複数のポータルサイトに掲載している不動産屋もたくさんありますが掲載がランダム過ぎて他社と物件が重複

してしまって消費者を困惑させ結局反響を逃します。○-モであれば○ーモ1本に絞って他社掲載物件を研究して

掲載したほうが反響は取れる筈です。

(なんだかぼんやり書いていたら結構長文になってしまいましたので次回はまた今度にしようと思います。

ここまでお読み頂きありがとうございます)

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