電車が目の前を通る物件に重要事項説明義務はない?

 

今回は重要事項説明について少しだけ書いてみようと思います。

電車が目の前に通る物件というと皆さんはどのようなイメージを持つでしょうか。

通常は窓を開けると線路が目の前で夜中まで電車が通っていてその音や振動も家の中に伝わりやすい

物件というイメージがあると思います。

一方で不動産屋としてはファミリー層がお客様であれば「駅近くの物件です」「お子様も毎日電車が目の前で

見れますね」等のトークで勧めてきます

通常線路付近の物件であれば家賃も多少減額されている事が多いです。理由はもちろんうるさいからですね。

人によっては睡眠妨害と感じる人もいるでしょう。

このような日常の生活に支障をきたしかねない事情がある物件には当然に契約時の重要事項説明にて

宅建士より説明があるように感じます。また借主が将来にわたり不利益を被りかねない事情は借り主が

確認可能な事情であっても重説にて説明する事が必要かと思う人も多いかと思います。

しかし実際には今回のこのような事情は重要事項説明にて説明しなくて良いとされています。

理由は借主が現地を見て明らかに目の前に電車が通る物件から生ずる不利益をあらかじめ想定できるからです。

人によっては「電車の振動は目に見えないじゃないか」と思う人もいるかもしれませんが

この点においても不動産業者としては「感じ方は個人差がありますのでご自身でご確認ください」と

言えば良い事になっています

電車に限らず駅前の商業地域の物件などに関しても同じような事が言えるかと思います。

繁華街の中に住めばちょっとした騒音や人通りの多さ等は当然に想定できるはず。

重要事項説明にて全ての説明がなされなければいけないという決まりはありませんので

やはり書面の注意事項だけでなく自分の目で見て物件を判断するという意識が必要になってきます。

そもそも重要事項説明書にしろ契約書にしろいい加減な管理会社が作成した書面は間違い箇所が

けっこうあったりします。

この前見た重説は部屋番号が203号室(〇)→304号室(×)になっていました(苦笑)

会社が作成したものだからと言って必ずしも信用してはいけません。

のちのちに裁判沙汰になった時にこのような細かい項目が汚点を残す可能性もあります。

物件や契約書面をよく見てから契約するようにしたいですね

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