原状回復費には管理会社のリベートも含まれている?

 

今回は原状回復費とリベートについて少しだけ書いてみようと思います。

原状回復費というのは借主さんが退去する時に原則として最初に借りた時と同じような状態に部屋を

元通りに戻す事です。もちろんそこには自然損耗や自然劣化もありますのでその分は借主さんが負担する必要は

ありません。

ですが退去の立ち合いが終わりいざ原状回復費の明細(清算書)が届いたので見てみると、、以外にも

修繕費用が高い!と感じた事がある人も多いかと思います。

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その修繕費用というのはどの部分をどのように修繕するかにもよります。例えばクロスの一部を汚損してしまった

としても本来であれば㎡単価で修繕すれば良いのですがクロスまるごと交換、、なんて場合もあります。

また修繕業者さんと管理会社は提携している事が多いので、変な話ですが実費以上の明細を作成する事も

可能な訳です。

また通常設備品などの修繕が必要だとしてもそこには減価償却費を考慮しなければいけません。

例えば上記のクロスであれば6年(たしか)、つまり6年住んだらそのクロスの価値は0円になるので

クロスが汚れていても修繕費用を支払う必要はありません。大家さんとしてもその減価償却費は毎年経費として

落としている筈です。

またその他にも原状回復費が高額になる場合があります。それは管理会社へのリベートです。

前述したように修繕業者と管理会社は提携している事が殆どですので、例えば修繕費用の5%を管理会社へ

リベートとして支払う、なんて事が結構あります。

その費用は誰が負担しているのか、それは借主さんや大家さんです。

借主さんが負担する原状回復費で足りない部分は大家さんが負担しますが、どちらにしても修繕費用の

数%は管理会社のリベートになっている事は多いものです。

またその事実を大家さんが知っているのであればまだしも、大家さんも知らない場合が多いのですね。

つまり管理会社と修繕会社が結託して修繕会社が管理会社へ支払っている場合が多いと思います。

なぜそのような事実が大家さんに明るみにならないかと言えば、まず修繕会社は管理会社から仕事を振ってもらって

いるので、そのような事を大家さんに暴露すれば修繕業者は管理会社から仕事を切られる可能性があるからです。

数%のリベートなんて大した金額にはならないでしょ?と考える人もいるかもしれませんが、退去時には

必ず修繕手配が入りますのでその度にリベートが支払われる事を考えると数年間で百万円単位のリベートが

動いている事も珍しくありません。戸数を多くお持ちの大家さんであれば尚更でしょう。

大家さんは通常は管理委託費として家賃の5%程度のお金を管理会社へ支払っているはずです。

その他にも自分の知らない所でそのようなリベートが搾取されている事を知ったら信頼関係も崩壊しかねません。

もちろん全ての管理会社がそのような事をしている訳ではありませんが、実際に存在はします。

借主さんとしても原状回復費は明確にしてもらった上で支払いをするようにしたいですね

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