店舗を持たない不動産屋って本当にあるの?

 

今回は店舗を持たない不動産屋さんについて少しだけ書いてみようと思います。

最近では店舗を持たない不動産屋っていう触れ込みの会社が不動産屋でも多くなってきましたね。

店舗を持たない事でテナント賃料等の固定費を浮かせその分お客様の仲介手数料に還元します、、みたいな

フレーズを耳にする事もあります。

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しかしそもそも不動産屋を開業するには幾つかの要件が定まっています。

1:欠格事由に該当しないか

2:事務所の形態

3:宅建取引士の設置

等が挙げられています。つまり宅建業免許を取得するには事務所要件をクリアしなければなりません。

店舗と事務所の違いについては簡単に言えば店舗は物販等の販売業を行う場所、事務所はその名の通り

事務作業を行う場所という位置づけです。宅建業を始めるには事務所の設置が必須となっています。

もちろん事務所とはいっても一定の条件をクリアすればマンションや自宅で開業をする事も可能です。

ですので「店舗を持たない不動産屋」とはいっても店舗は確かに無いのかもしれませんが事務所は存在する

はずです。たしかに不動産屋が店舗を持つ意味合いというのは最近では増々薄れてきています。

スマホやSNSの普及により街中を自分の足で歩いて店舗を探して物件探しをする機会というのは減ってきています。

また契約時であっても契約書の受け渡しや重要事項説明というのは店舗内で行う必要もなく場所は自由です。

そうなると駅前の路面店に店舗を設置する必要もなくなってきますし事務作業や契約立ち合いをする程度の

事務所さえあれば十分という事になります。また店舗の賃料と事務所の賃料を比較すると事務所のほうが

多少割安になる事も多いです。店舗という形態であれば用途は店舗として使用するに限られますが

事務所であれば居住用兼事務所という形態も検討できるからです。

また店舗を構えず事務所のみ設置している不動産屋がどのように契約事務を行うかについては当然事務所内に

お客さまを誘導する事もありますし、もしくは管理会社に契約事務を頼んでしまうという事もあります。

他の募集業務や電話受付などの庶務は事務所でも十分可能です。確かに路面店として人通りの多い所に

出店すれば会社の信用補完になる等の意味合いもありますが、その為だけに高額な賃料を支払うというのは

非効率な気もしますし、会社名だけで集客できる時代ではありません。

ですが店舗も事務所も持たない不動産屋というのも実際には存在します。中にはスマホ1台で商売している

人もいます。ある事務所を借りて免許がおりたら事務所をすぐに解約してしまうという手法です。

ですがこれはもちろんルール違反ですから、このような不動産業者とはお付き合いするのはやめておいたほうが

賢明かと思います。

部屋探しの際には物件の条件だけでなく取引相手がどのような会社かという事も念頭に入れて、安全な

取引をしていきたいものですね

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