抵当権付きの賃貸物件で競売が実行されるか見分けるには?

 

今回は抵当権付きの賃貸物件について少しだけ書いてみようと思います。

抵当権とは主に不動産等を購入する時にローン等の支払いが滞ってしまった時のために設定される担保権の

事ですね。銀行などは大家さんのローンの支払いが滞るとその家を任意売却や競売をして滞納金の返済に

充てる事になります。

賃貸物件を借りる時にその物件の権利関係を説明される事が多いかと思います。

ほとんどの物件には抵当権が付いているかと思います

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物件を購入する時に一括払いで支払いができる人は少ないですからね。もしくは築30~40年経過している

物件であればローンの支払いも終わり抵当権が抹消されている物件も多い事でしょう。

もし大家さんが銀行へのローンの支払いが滞り任意売却にも失敗すると競売が実行される事になります。

銀行としても競売になると回収額が少なくなる可能性があるのであまり乗り気でない場合もありますが

それでも支払が滞っている以上は競売を実行するしか手がないという状況もあり得ます。

競売が実行されると物件の借主さんは6か月以内にその家を退去しなければなりません。

この退去には大家さんの正当事由は不要で法的に退去する事になります。もし明け渡しをしない場合には

強制執行となる事もあるでしょう

ですが借主さんは物件に抵当権が付いている事は知っていたとしても、いつ競売が実行されるかというのは

知る事は当然できません。大家さんの懐具合も知らないですし、いつ滞納するかなんて大家さん以外わからない

ですからね

では事前に競売が実行されるかある程度予測が付かないものか、という話にもなってきますが競売になる前の

兆候はある程度知る事ができるかもしれません。

賃貸借契約時に契約書類の中に親切な管理会社であれば登記簿謄本を付けてくれる事もあるでしょう。

もし登記簿が付いていないようであれば法務局に行って取得する事も可能です。

その登記簿を見ると乙区に抵当権が付いている物件であれば抵当権者の記載があるかと思いますが

抵当権者が銀行などの金融機関であればまだ安全圏?と言えるかもしれません

しかしこの抵当権者が銀行から保証会社や債権回収会社(サービサー)に移っていたら要注意かと思います。

大家さんのローンの支払いが滞ると銀行は保証会社が付いていれば保証会社に代位弁済請求をし債権を回収します。

もしくは債権回収会社に債権を安く売り渡します。つまり支払が滞ってくると抵当権者が保証会社や債権回収会社へ

移る事がよくあるという事ですね。

ですから登記簿を見せてもらえたら抵当権者がどのような会社になっているか確認するという事は意外に重要です。

せっかく借りた賃貸物件ですから細かい契約箇所も確認した上で新たな生活をスタートさせたいものですね

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