家賃を滞納したら管理会社に勝手に鍵を替えられた。これって違法?

 

今回は自力救済について少しだけ書いてみようと思います。

家賃を滞納した場合、大家さんや管理会社は借主に対してどのような対応を取るでしょうか。

督促行為や内容証明・長引けば明け渡し訴訟という場合もあるでしょう。

しかし中には少し乱暴な手段を取ってくる管理会社や大家さんもいます。

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例えば家賃を支払わなかった場合に勝手に鍵を取り換えたり室内の水道の水を抜いたりガスを使えなく

したり家具等を勝手に外へ搬出したり強引に追い出そうとする会社も中にはあります

また賃貸の契約書も良く見ると上記のような家賃滞納時の対処について記されているものもあります。

例えば「賃借人が賃借料の支払いを10日以上怠った時は賃貸人はただちに賃貸物件の鍵の施錠をする事が

できる」とか「家賃滞納時に賃貸人が賃借人の荷物を勝手に処分しても賃借人は異議の申し立てができない」

などの条文ですね

このような大家さんや管理会社の対応の仕方を「自力救済」と言います。自力救済とは法的な手続きを踏まえずに

自分の力で解決しようとする事を言います。本来であれば法的な手続きを踏まなければ明け渡し等を求める

事はできないですが、法的手続きは面倒ですし費用もかかるし時間もかかるし法解釈は借主保護の色が強いし、、

という事で自力救済で無理やり明け渡しを求める大家さんや管理会社がいるんですね。

ではこのような自力救済行為は合法か違法かという事ですが、もちろん違法です

例え借主さんが家賃を滞納していても勝手に鍵を交換したり室内の荷物を搬出してはいけない事になって

います。また大事なのは契約書に上記の内容が記してあっても自力救済は違法という事です。

契約書に記載されているからといって全てがOKになるという事ではないという事ですね。

このような自力救済行為が認められる稀なケースとしては、法的な手続きを踏んだのでは権利の実現が不可能

であったり、または緊急で本当にやむを得ない事情がある場合に限られます。ですから借主さんが家賃を滞納しようが

騒音を出そうが自力救済は基本的に違法です。大家さんや管理会社さんの立場からすれば納得がいかない

思いもあるかもしれませんが、そのような決まりになっている限りきちんと法的手続きを踏んで明け渡しを求める

ようにしないといけません。また借主さんとしてもこのような法律の上であぐらをかくのではなく

毎月の家賃はきちんと支払っていきたいですね

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