「この地域で物件を探している人がいます」のチラシは本当?

 

今回は不動産屋のチラシについて少しだけ書いてみようと思います。

皆さんの郵便ポストにも「この地域で物件を探している買主さんがいらっしゃいます」といったような

チラシが入っていた事はありませんか?

ウチにも時々入っています。中には「この○○市の何番地の駅から10分以内で3LDKのマンションを探している

人がいます」なんて結構具体的な要望まで書き込まれたチラシも多く入っていますね。

でも本当にそんな買主というのは存在するのでしょうか。

残念ながらそんな買主は存在しません

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では不動産屋はなぜそんなチラシを入れる必要があるのかという事ですが、不動産屋というのは売り物件を

常に求めています。不動産屋の報酬というのは仲介手数料なので売り物件がないと商売にならないんですね。

要は「あぶり出し」です。その地域で物件を売りに出そうと思っている人を特定するためにそのような

チラシを撒くんですね。そのチラシを見て不動産屋に電話かFAXをする人がいればそこから不動産屋の

猛アタックが始まります。「ウチで是非買主さんを探させてください!」っていうやりとりが始まります。

またそれが結構しつこい営業になる事も多いです。仕事中に電話をしてきたり夜遅くに連絡があったりも

します。そのうちに根負けしてしまう人もいるでしょう

またチラシに買主の希望価格が載っていたとしてもまずその価格で売却できる事はありません。

不動産屋同士でも売り主を見つけるというのは競争ですから他社より少しでも高い売り出し価格を付けて

「この会社なら他社より高く売却してくれそうだな」というようにお客さんに思わせるのが狙いです。

不動産屋と契約を結ぶ時は「媒介契約」という契約を締結する事になりますがこの契約自体も幾つか

種類がある事を一般の方々は知らない事が多いです。専属専任媒介・専任媒介・一般媒介とありますが

要は専任媒介は売却をその会社にしか頼めない契約・一般媒介は複数社に売却を頼む事ができる契約です。

一般媒介契約は他社にも売却活動を依頼する事ができるので売主さんにとっては早く買主さんを見つける

ためにも一般媒介が望ましいと思います。ですが大抵の不動産屋は専任媒介契約を勧めてきます。

自社で契約を独占できますし手数料も売主と買主双方からもらえるからです。しかもお客さん側は

その契約が専任媒介契約である事を知らずに契約してしまう事が多いです。不動産屋としてもその説明は本来は

するべきかと思いますがお客さんに勘付かれないように何事もないように専任媒介契約を締結してしまいます。

不動産屋のチラシというのは大体はその不動産屋のアルバイトの子たちが必死に配っています

一枚につき○円という単価で給料をもらっていますが、その地域で自分の配ったチラシから反響があり

契約まで結びつくと結構な給料がもらえます。だからその月によって給料の増減が激しいです。

まぁ今時こんなチラシを信じる人がいるのか?と思う人もいるのかもしれませんが、実際には結構いるんです。

またそのチラシの内容が具体的な内容であればあるほど「本当に買主が存在するんだな」と思ってしまう

のでしょう。まぁそれが不動産屋側の狙いではあるんですが。。

皆さんも家を売りに出す時には買主が実際に存在するのか確かめたりその売り出し価格が本当に適正価格

なのか、確認してから不動産会社を選びたい所ですね

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