夜勤勤務の理由で契約を断られた?

今回は賃貸借契約について書いてみようと思います。

一度は引っ越しをした事がある人であれば、賃貸の契約書を見た事がある人も

多いかと思います。細かな文章で聞き慣れない法的なフレーズも入っており、

色々な事が書かれていて、全て頭に入れるのはなかなか難しいですね。

契約書には色々な条件が課されている事が普通です。職業的な受け入れ拒否もあれば

外国人拒否・子供禁止なんて条件がある物件も意外と多くあります。そして中には

「夜勤の勤務」をしている人は受け入れNGなんて契約条件もあったりします。

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なぜ夜勤が受け入れ不可?

それではなぜ夜勤勤務がNGとなるケースがあるのでしょうか。

まず大家さんの立場から考えてみれば、周囲の入居者と生活リズムが異なる事で

周囲からの苦情が予想される点や、水商売等の職業的な受け入れを拒否している場合も

多いのでしょう。また夜勤勤務となると夜に騒音がするケースもありますし、

逆に昼間寝ているとなれば、周囲とは睡眠時間帯が逆転する訳ですから、物音などで

苦情が発生する場合もあります。

 

一方で借主さんの立場から考えてみれば、一般的に夜勤勤務をしている人なんて

山のようにいますし、賃貸契約において職業を制限される言われはないと考える人も

いるかと思います。もちろんどのような仕事に就くかも借主さんの自由です。

 

どちらの意見も分かるような気もしますが、実際にはこのような契約条件や特約が

付されている以上は、借主さんはその部屋を借りられない事も多くあります。

納得がいかないかもしれませんが、やはり契約自由の原則でもあるように、どのような

内容の契約を締結するかは貸主・借主の自由です。また逆に言えば双方が契約条件に

納得しなければ当然に契約は成立しません。

 

大家さんがどうしても夜勤勤務者の受け入れを拒否している以上は、基本的にはその物件を

借りる事は難しいでしょう。

不動産屋さんも商売ですから一生懸命大家さんに説得にあたってくれる場合もありますが、

最終的な判断はやはり大家さん次第ですので、駄目と言われれば残念ながら他の物件を

あたる事になります。

時間帯をごまかしたらどうなる?

夜勤不可の物件の場合、人によっては勤務時間帯を日中と誤魔化したり、職業を偽って

契約をしようとする人も一部ではいます。その行為自体がどうかという問題はここでは

触れませんが、もし勤務時間帯などを偽って賃貸借契約を締結した場合はどうなるでしょうか。

 

もし勤務時間帯をごまかしていたとして後々に大家さんに契約解除を迫られたとしても、

実際には契約解除まで実行される可能性は低いと言えるでしょう。勤務時間帯をごまかすという事は

貸主と借主の信頼関係の崩壊にあたるとまでは考えにくいですし、何より賃料をきちんと支払って

ルールを守って生活をしていればその程度の事は大目に見てくれる大家さんも実際には多くいます。

契約条件では夜勤不可なのに契約締結後はそれが発覚しても解除されないというのは矛盾している

ようにも感じますが、現実問題そういうケースが多いように思います。

 

ただしだからと言ってやはり契約時に嘘を付くのはNGです。

職業や勤務時間を偽るという行為はルール違反ですので、それであれば最初から夜勤勤務

OKな物件を選ぶようにしたい所です。またいつバレるのでは?とドキドキしながら暮らして

いくのも気持ち悪いですしね。これから長いお付き合いになる大家さんですから

約束事はしっかりと守っていきたいですね。それでは今日はこの辺で。

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