人工知能AI・機械化で不動産屋は無人化する?

 

昔から不動産屋というのは顧客から電話で連絡を受けて物件を確認する。メール等で図面を送って

顧客から反応があれば内見してもらう等の流れでした。不動産業者間のやりとりは未だにFAXで

内見にも顧客側はわざわざ来店しなければならず不必要な物件まで数件見なければ希望の物件まで

辿り着けない。。なんて事も珍しくありません。

来店も1度きりならず重説時にも再度店舗まで出向き面倒な契約事務を終わらせる必要があります。

それでもIT重説を皮切りに少しずつ不動産業界にも移り変わりが見えてきているようにも思います。

IT重説が実施されれば不動産屋の店舗というのは特別必要なモノでもなくなります。

今でさえ顧客の1割が内見をせずに画像だけで部屋の申込みを決めるという時代。内見や重説時にも

わざわざ店舗まで来店しなくても良い事になりますしその度に不動産屋へ出向くというのは非効率ですよね。

またIT化されれば契約書関連の電子化も更に進むでしょう。現在でも大家との管理契約の契約書類等は

電子化している企業もあります。IT重説が本格的になれば対大家だけではなく対入居者に対しての

契約書関係も電子化が進んでいくでしょう。

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また最近では人工知能を用いて顧客の質問に即座に答えるシステムを導入している企業も出てきています。

Line等のチャット形式で顧客が希望する建物についての質問などWEB上の問い合わせ受付を

AIが対応するもので実によく出来ています。また希望物件をリクエストすると物件提案してくれる

システムも普及しています。確かに少し突っ込んだ質問に関しては一時受付のような形を取っている

所も多いようですがそれでもデータが蓄積していけば時間をかけて徐々に精度も増していくのでしょう。

また賃貸問い合わせ受付等だけではなく売買部門でも人工知能が顧客に合わせて購入する物件を提案する

システムも普及が進んでいます。営業マン1人が提案する物件では情報量に限界があるケースも多くまた

不動産会社によって取扱い物件も異なるケースもある為、過去の分譲価格やポータルでの取引価格データを

ベースに人工知能が顧客の適正物件をはじき出すというシステムは顧客のニーズにマッチする物件の選択肢を

広げる事も期待されます。細かい言葉のニュアンスや会話を飽きられないようにする等、人間の手を完全に

離れる事は出来ないとは言え今まで営業マンが1件1件対応していた事をAIが対応してくれるようになります。

また仲介だけでなく管理さえ防犯面もスマートロックや小型端末の普及もしておりスマホで操作・不審者の

確認ができる上に室内も人感センサーや室内カメラを導入する事でリアルタイムに設備や室内の状況を把握

できるシステムを導入している企業さえもあります。AI導入は資本力の高い企業やスケールメリットが

活かせる企業に有利なもので今後は大手を中心に普及していき個人の不動産屋が導入していくのはまだまだ

先になるかと思いますが、とは言え機械化が進んでいく事は間違いないでしょう。

今後少しずつ不動産屋に営業マンは不要となっていくのでしょうか。今では考えにくい事かもしれませんが

数年~数十年後に店舗が無人化していてもおかしくはありません。今後はコンビニでさえも無人化する

という時代。現にスウェーデン等ではコンビニは完全無人化されている店舗もあります。もちろんコンビニ

だけではなくあらゆる業種で機械化が進んでいくでしょう。また不動産業は店舗内での物販でもないので

そもそもの実店舗の必要性も考えにくい所ですし防犯面もさほど注意する必要が無さそうに思えます。

内見もWEBの内覧やVR内見・現地集合・解散にして金銭の授受もモバイルアプリ等で完結すれば特に問題も

生じないようにも思います。また社員のコスト削減や業務効率化にも繋がりますしテナント賃料や人件費を

削減出来ればその分顧客へのサービスに転嫁出来そうな気もします。不動産屋店舗が無人化するのも

遠い未来ではないのかもしれません。

不動産屋を含め朝から夜遅くまでサラリーマンが毎日好きでもない過酷な労働を繰り返していますが

それは本当なのでしょうか。いつの日か労働の本質が人間の私欲により変化しているように思います。

食料の調達でさえ機械化で実際は一部の人口が動けば事足りますし今の労働は生きるための労働ではなく

地位や対価を得る為だけの労働になっています。お金さえ物やサービスを数値化する為のものだったものが

いつの間にか地位の象徴に。。各業種の無人化が進めば労働が失われるという議論もありますが

それはむしろ逆で個人が本当にやりたい仕事や、より発想的・クリエイティブな仕事が創造出来る

ようになるとも思えます。AIを含め様々な機械化がむしろ今の労働の捉え方を改めて原点回帰させてくれる

のかもしれません。

この業界は古い業界体質の名残や少し頭の堅い上層部の方も一部いるのでこのような進歩は

嬉しいですね。また古いスタイルを脱却しようと試みる企業の姿も見ていて応援したくなります。

様々な方面の既得権益層からの反対や昔からの名残から脱却するのは簡単ではないと思いますが

新しいサービスを今後も見守っていきたいですね。

それでは今日はこの辺で。

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