台風被害の修理費用は誰が負担する?

 

今回は台風の被害について書いてみようと思います。

最近はなんだか不安定な天気が続きますね。台風も18号が接近中との事。最近では

何回台風の話題を聞いたことか覚えていないくらいです。かと思えば今日はこの時期に30度を

超える夏日。いつになったら秋らしい涼しい風が吹くのか。。もう少しゆっくり待ってみる必要が

ありそうですね。

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台風被害と言えば昔に私が暮らしていた木造家のベランダも台風で破壊された事がありました。

築40年以上経っていた家ですので文句は言えませんが時に自然の恐さを感じる事もあります。

屋根の瓦が吹き飛ばされ怪我をさせてしまう事もありますし車を所有している人であれば傷が

付いてしまう事等もあります。その時は火災保険から補償が下りたから良かったですが台風の時期は

家のメンテに注意しなければなりませんね。

ところで台風の被害によっての修理等は誰が負担する事になるでしょうか。例えばよくあるのは

台風によって家の窓ガラスが割れてしまった場合等が一般例として考えられます。台風が起きてしまった

事自体は大家さんの責任でもなく借主さんの責任でもありませんので不可抗力とも考えられます。

結論としてはその場合でも大家さんが窓の交換・修理費用を負担しなければならない事が一般的です。

借主さんが賃料を支払っている以上、大家さんはその建物を通常の使用が出来る状態に維持・修繕を

しなければなりません。お金をもらって生活の場を提供している訳ですから台風被害にだとしても

大家さんが修繕費用を負担するようになるのが通常です。

ただし一方で借主さんはその建物を保管する義務というものを負っています。いくら賃料を支払って

いるとは言っても実際に建物の中に住んでいるのは借主さんです。借主さんにも借主さんとしての

幾つかの義務が課せられています。保管義務の他にも賃料支払義務・通知義務・目的物返還義務・

修繕協力義務・原状回復義務などはよく知られている所でしょうか。保管義務は善管注意義務と

言われる事もありますが要するに、大家さんから借りている家だから一般常識の範囲で大切に扱ってね、

みたいな義務ですね。この義務を明らかに怠っていると借主さんが修繕費用等を負担しなければ

ならないケースも出てきます。例えば先ほどの台風の例で言えば戸を開けっ放しにしていたとか

雨戸を閉めていなかった等のケースは、台風の日は強風が吹く事は容易に予想できた訳ですから

善管注意義務違反と捉えられてしまっても仕方がないでしょう。

では例えば台風の強風により家の瓦やガラスの破片が吹き飛ばされて隣家の建物に傷を付けてしまった

場合等はどうでしょうか。このケースは判断が微妙で隣家との距離や建物の過去の経過・所有者の

注意の有無・建物の老朽化具合・事前に予見が出来たかどうか等を総合的に勘案し判断がなされます。

実際に昭和55年7月福岡高裁の判決では同様の事例があり一審では台風は不可抗力で所有者に責任はない

との判決が出ましたが控訴審では逆に所有者に損害賠償義務を認めています。ケースによって一概に

誰が負担するとは言えないものの、やはり台風時期等は備えあれば憂いなしで普段からのメンテナンスは

欠かせないですね。賃貸にしろ持家にしろ被害が目前に迫ってからではなく普段からの管理をしっかり

行っていきたいものです。それでは今日はこの辺で。

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