ルームシェア契約時に連帯保証人が3人必要って?

 

今回はルームシェア契約について書いてみようと思います。

何年か前からこのルームシェアという言葉が流行り出し実際に友人等と同じ部屋で生活をする

スタイルが多くなってきましたね。家賃を分割して支払うケースが多い為に広い部屋を借りられたり

帰宅しても誰かが家にいる安心感や家具や家電を共同して利用できる等幾つかのメリットも多いかと

思います。

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さてそんなルームシェアですが契約時には大家さんは一体誰と契約をするのでしょうか。

ルームシェアでは入居者が複数いる事が前提になりますがその中で契約者は誰になるのかという疑問を

持つ人もいるのかもしれません。

結果的には契約者は代表者1名が契約者になる場合もあれば入居者全員が契約者になるケースも

あります。これは大家さんや管理会社の取決め次第なので建物により違うとしか言いようがありません。

ただし契約者が1人だとしても連帯保証人は入居者全員に付ける事が多いかと思います。

各入居者の親族が連帯保証人になる事が多いでしょう。3名で部屋をシェアするのであれば連帯保証人も

3名付けなければならないという事ですね。もしくは入居者のうちの代表者1名の親が1人だけ連帯保証人

になるケースもあります。また信用度によっては連帯保証人+保証会社の利用も付けなければならない

ケースもあります。

連帯保証人が複数付いた場合、各連帯保証人(一般的には親)は自分の子供の債務だけ保証すれば良いと

考えている人も中にはいるようですがこの場合の債務は不可分です。つまり例えば同居している自分の

子供の友人が賃料を滞納したとしてもその子の債務まで負う可能性があるという事になります。

ルームシェアだけ締め付けが厳しすぎない?と感じる人もいるかもしれませんが、やはり貸し手にとっては

ルームシェアはリスクが高いと言わざるを得ないでしょう。一番大きいのは賃料滞納リスクです。

家賃9万の部屋に3人で住んでいて1人退去しただけでも各入居者の負担は4万5千円に跳ね上がります。

またルームシェアに限らず賃貸借契約では結婚・出産を除いて基本的に途中から他の入居人が勝手に入居

する事を認めていません。その為1人が退去したら残された2人は家賃を4万5千円負担し続けるケースも

多く、更にもう1人が退去すれば1人で9万負担する事になります。今まで3万の賃料で精一杯の入居人が

9万円を支払い続けるのは困難な事は明白です。ルームシェア契約の場合、1人が退去した場合、部屋を

解約して明け渡すといった条件を入れている事も一般的ですが、一方で滞納したからと言っても基本的には

3か月以上程度の滞納がなければ法的に退去させる事は困難です。

またルームシェアでは隣人問題等も懸念されます。ルームシェア専業の建物であればいざ知らず、

一部の部屋だけルームシェアを認めている場合等は隣室に家族世帯や高齢者が入居しているような

ケースも多々あり、若い入居者が同居人と深夜に騒いだり生活マナーが整っていなかったりと言った

世代間ギャップから生じるトラブルも懸念されます。ルームシェアと流行りの生活スタイルに満足

しているのは本人たちだけで、実態は壁一枚で繋がった集合住宅である点に変わりはありません。

生活スタイルの多様化やシェアサービスの普及・メディアの影響からルームシェアは今後増々増えて

いくように思います。また日本人だけではなく今後は外国人層の流入も多くなってくるでしょう。

どんなに生活スタイルが変化しても集団生活においての基本的なマナーや生活規則は変わらずに

守っていきたいものですね。それでは今日はこの辺で。

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