スマホ世代は来店率が低い?

 

今回は不動産屋への来店について書いてみようと思います。

今では引っ越しの時に物件探しをする時はスマホで探す人も多いですね。

各不動産業者も物件画像をたくさん掲載していて家にいながら物件内部の状況がほとんど把握出来てしまいます。

最近ではチャット形式で問い合わせ受付をする会社やAIを導入する不動産業者も少しずつ増えてきました。

お客さん側からしてみれば便利になる一方で不動産業者からしてみれば来店率が下がっているという傾向も

あったりします。

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昔は賃貸業者でさえ道路上に看板を設置したり店頭で引き込みをしている業者が多かったものです。

今でもそのような不動産屋を見かける事はありますが以前に比べると大分少なくなったような気がします。

私も昔若い頃にその当時の会社の上司の命令で引き込み・キャッチをしていた事があります。駅前の

ロータリースペースに賃貸物件の看板を設置しておき、駅から出てくる顧客の中でその看板をじっくり

眺めている顧客がいたら後ろからそ~と近づき声をかけちょっとした小話をした後、その不動産屋へ誘導

するという昔ながらの手法です。外でのキャッチの為、暑い夏や寒い冬は大変でしたね。10組程度の

ノルマが課せられていた事もありある意味大変な仕事ではありましたが懐かしいです。最近でも久々に

その駅を通ったのですが相変わらず看板が設置してありました。従業員が声掛けキャッチまでしているか

どうかは不明でしたが看板があの位置にある所を見ると多分まだやっているんでしょうね(苦笑)。

今でさえ道路許可の問題や自治体条例で道路上の看板設置は禁止されている筈なのですが未だに無くなら

ないのがこの不動産屋の看板です。警察所も近くにある所を見ると地場の不動産業者という事もあり多少は

大目に見ている節もあるのかもしれませんね。ルールからしても絶対にしてはいけない集客方法ですが、

このようなアナログ集客は今でさえ馬鹿にされる風潮さえありますが、その効果自体はバカにできるもの

ではありません。例えば電柱などに貼ってある携帯番号と物件所在が書かれた捨て看板を見かけた事が

ある人も多いかと思いますがこのような看板に誰が問い合わせをするのだろう?と考えてしまう人もいる

でしょう。ですが逆に言えばこのような怪しい看板にわざわざ電話をかけてくる人というのは見込み客

として厚いという見方もあり、実際にメール問い合わせ等よりも成約率が高い事は確かかと思います。

また業者からしてみればそのお客さんの携帯番号も入手する事ができ、その後の営業展開もしやすくなる

という事情があったりもします。

現在のスマホ世代のお客さんたちは昔のように物件を探そうと思ってもすぐに不動産屋へ来店するという

事はしません。まずはスマホで物件探し。また物件だけではなくその周辺の類似物件や管理会社・周辺の街

の雰囲気などほぼ全て知る事が出来てしまいます。また昔は引っ越しをしようと思えば不動産屋へ行く

スケジュールを数週間前から組んで会社が休みの日などにわざわざ時間を作って来店したものでした。

ですが今は数日時間があれば幾つかの業者の物件をスマホやPCで簡単に把握できてしまいます。不動

産屋さんからしてみればメール問い合わせが来たとして返信をしてもそれっきりお客さんからは

返信なし、なんて事は珍しくありません。簡単に問い合わせが出来る反面、問い合わせ内容もかなり薄く

なっています。ネット集客に力を入れる不動産業者が多くなっている中、今後増々この傾向は顕著に

なってくるでしょう。捨て看板や道路上の無断看板などは決して許されるものではありませんが、

アナログ集客自体は改めて見直される時があるのかもしれません。ネットにより人間関係が希薄化して

いるなんて話は時々聞きますが、人がモノを勧められて購入に至ったり心が動かされて購入動機に繋がる

事は今後ネット集客が進んだとしても人間である限り変わりはありません。今後ネット上で不動産業者間

からどのような新しいサービスが誕生していくのか楽しみである反面、何年後かにその流れが一服した所で

昔ながらの集客がどれだけ残っているのか気になる部分でもあります。

少し早いですが今年も残り僅かですね。悔いのない1年にできるように残りの日々を精一杯生きていき

たい所です。本格的に寒くなってきましたので皆さんもお風邪にはお気をつけて。それでは今日はこの辺で。

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