近所のスナック店のカラオケがうるさいって?

 

今回は騒音問題について書いてみたいと思います。

隣人問題と言えば近隣住民との騒音トラブルを思い浮かべますが住民との問題だけでなく

近隣店舗との騒音問題も相変わらず多いものです。特に深夜営業をしている店舗が近隣にあれば

深夜に眠れない等深刻に悩んでいる人もいるかと思います。深夜営業をしている店舗で問題にあがり

やすいのはスナック等のカラオケ設置店や居酒屋等がありますね。お酒が絡んでくると尚更です。

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また個人なら話し合いだけで解決に繋がるケースもありますが相手が店舗となると相手の営業権の問題や

規制が絡んでくる場合も多くその対処は簡単にはいかない事も多いかと思います。

私も若い頃に引っ越しをする事があり賃貸で部屋を探した事があります。新宿のある物件で格安の2万円

台のマンションがあるのを発見その不動産屋へ足早に行ってみました。しかし営業マンから出てきた

言葉は「その部屋は空いてはいるんですが1階がスナックで夜中うるさいんですよねぇ。。宜しければ別の

部屋を・・」とまんまとおとりに引っ掛かった事がありました今ではそのような物件は少なくなって

きたように思いますが今考えると可愛い体験でしたね。。

さて前置きが長くなりましたが深夜営業をしているとなると、まず営業許可面で考えればおそらくその

スナックは風営法の許可は取っておらず深夜酒類提供飲食店の許可を取っているか、もしくは無許可で

営業をしているという事になるかと思います。無許可であれば論外ですし深夜営業の許可を取っていても

接待行為が含まれる場合にはやはり風営法許可が要る為、違法という事になります。深夜営業許可を取って

いなかったり接待があるのに風営法許可を取っていないスナックも実際には多く、苦情や指導が入った後に

慌てて許可を取りに行く店舗もあるでしょう。許可が下りるまでに数か月かかる事を考えるとスナック店に

とって大きな苦情は痛手です。まずはそのスナックがどのような許可形態で営業をしているのか確認をする

必要がありますね。

あとは地域によって深夜時間帯の営業規制や騒音規制を敷いている地域も多いのでそのあたりから

苦情を立てていく事も考えられます。地域にもよりますがカラオケやスナック店は深夜の営業時間

が規制されていて大抵はPM11時~AM6時頃までは営業禁止となっている事が多いものです。

ただこの規制は主に住居系地域に課せられる事が多いので商業地域等で営業しているカラオケ店に

この規制を適応するのは難しいかもしれませんね。

その他でもスナック等は音響規制にかかる場合もあります。カラオケ装置等を使用する店舗への

音響規制は商業地域も含め地域に関わらず規制がかかってきます。ただ防音装置を施していて音が外部

に漏れない場合や周囲50メートル程度以内に住居や病院等がなければ規制の対象外となる事もあります。

音の大きさとしては深夜は55~60dB程度までが容認されている事が多く測音計を貸し出している役所

もありますので気になる方は相談してみても良いかもしれません。

あとはマンション等の集合住宅の1階テナントがスナックになっている事も多いものです。階下は人気薄の

物件も多くどうしても家主としては目をつぶってしまうケースもありますが、集合住宅であれば他住民も

おそらく同様に騒音に迷惑している事も多いかと思います。厳密に言えばマンション等の区分所有法では

区分所有者は建物の保存に有害な行為、その他建物の管理又は使用に関し区分所有者の共同の利益に反する

行為をしてはいけないと定められています(区分所有法第六条第一項)。騒音で眠れない程うるさいもの

であればやはりそれは共同の利益に反する行為として捉えられるでしょう。この場合総会の決議次第で

差し止め請求や専有部分の使用禁止を求める事も考えられます。やはり1人で戦うよりは組合で団結して

抗議する方がスナックテナント側も事を重大にして考える所があるでしょうから、他住民と一緒に考える

事も大切ですね。またスナック経営者に苦情を言っても進展しない事が多いのでテナント所有者(区分所有

者)と交渉する方が良いかと思います。

それでも解決しない場合には最終的には裁判という話になってきますが、出来れば話し合いで解決したい

ものです。まずはカラオケ利用時間を短縮してもらったり防音対策を講じてもらう等から話し合ってみるのが

良いかと思います。今後も近隣で一緒に住む住人同士であれば尚更出来るだけ穏便に済ませたいものです。

店舗との騒音問題は難しいですね。住民には平穏に暮らす権利もあれば店舗側にもある程度の営業権が

認められている所で、その天秤のバランスは法で解釈が付かないケースも多いものです。

お互いの立場を配慮し合い普段から密にコミュニケーションを取っておく事が一番の予防策かもしれませんね。

それでは今日はこの辺で。

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