敷金が戻ってこない本当の理由って?返金が遅い理由は?

今回は敷金が戻ってこない理由について書いてみようと思います。

お部屋を退去する時に敷金が戻ってくるというのは皆さんの中でもご存じの方も多いかと思います。

ですが中には敷金が戻ってこない・または返金の時期が遅いというケースもあり得ます。

借主さんからしてみれば、あまりにも返金が遅いと、いつ敷金が戻ってくるのかイライラしてしまう事もあるでしょう。

それでは敷金が戻ってこない理由にはどのような事情があるのでしょうか。

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敷金が戻ってこない理由とは?

それでは敷金が戻ってこない理由にはどのような点が挙げられるでしょうか。

主には以下の4つの理由が考えられます。

 

  • ①敷金返金の処理が遅れている
  • ②ハウスクリーニング代や修繕費用が敷金額をオーバーした
  • ③借主が清算書に承諾していない
  • ④大家・仲介業者の利益

敷金が戻ってこない主な理由には上記のような理由が考えられます。

 

については単純に敷金返還の処理が遅れている事が考えられます。

通常は2~3週間~1か月程度で敷金が返金される事が多いです。もし返金が遅くなっている場合には問い合わせをしてみても良いでしょう。

 

では修繕費用等が敷金額を上回ってしまったケースです。

一般的な賃貸契約では「敷金返金額=敷金ー(ハウスクリーニング代金+修繕費用)」のような形が一般的かと思います。

そのためハウスクリーニング代や修繕費用が敷金額を上回っている場合には敷金は戻ってきませんし、逆に不足分を請求される可能性もあります。

 

では借主さんが敷金清算書に同意をしていないケースが考えられます。

通常であれば、退去立会いの後に工事金額が決定し、借主さんに精算内容の承諾をもらってから、敷金返金をするのが普通です。

もし借主さんの同意が得られていないようであれば敷金が戻ってこない理由にもなり得ます。

 

では大家さんが必要以上のリフォームを施したり、仲介業者の利益になってしまっているケースです。

あまり考えたくない事ではありますが、実際の修繕費用よりも過大な請求をされてしまう可能性もゼロとは言えません。

またその分が仲介業者の利益になってしまったという事例もあったようです。

あくまで稀なケースかと思いますが、敷金が戻ってこない場合には、問い合わせをしてその具体的な理由を確認してみると良いでしょう。

 

敷金の返金が遅い理由は?

それでは敷金が戻ってくるとしても、敷金の返金処理が遅れている理由としてはどのような点が考えられるでしょうか。

幾つか考えられる点を挙げてみます。

 

  • 管理会社側の処理が遅れている
  • 修繕業者との連携の遅れ
  • マンションなど、他の部屋と同時に修繕する
  • 管理会社の振込スケジュール

 

敷金は確かに大家さんが預かっているお金ではありますが、実際にはお金の処理や原状回復工事の手配などは管理会社が中心になって行う事になるので、もし敷金が戻ってこないとなるとやはり管理会社側の何かしらの事情で遅れている可能性が高いと考えられます。

 

一般的に敷金精算の流れとしては

退去立会い→敷金清算書の作成→清算書への借主の同意→借主の口座に返金

といった流れになります。

 

引っ越しが多い繁忙期大規模な物件であれば管理会社が多忙で返金処理が遅れる可能性もありますし、また修繕業者との連携が上手くいっていない場合なども敷金の返金スケジュールが遅れる理由になり得ます。

また工賃等を考えて他の部屋と同時に修繕工事とするとなると、当然にその分返金時期が遅れる可能性も出てきますし、また管理会社側で経理や振込の期日があらかじめ定められている場合には、その分敷金返金の期日も後に引っ張られることになるでしょう。

 

このようになかなか敷金が戻ってこない理由には様々な事情が考えられるため、しばらくしても敷金返金が遅れているようであれば、問い合わせをしてみるのが良いですし、また退去立会いの際にいつぐらいの敷金返金になるのか事前に確認しておくのも良いでしょう。

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敷金が返ってこない場合の注意点

敷金が返ってこない理由には、上記のように様々な事情がありますが、やはり一番多いのは修繕費用が予想以上にかかってしまったケースです。

本来、敷金は全額戻ってくるはずのお金ですが、特約であるハウスクリーニング代がかかったり修繕費用が過大に請求される事例も多くなっています。

また本来借主さんが負担しなくても良いはずの修繕費用まで請求されるようなケースもあります。

 

あらためて国交省のガイドラインを元に考えてみると、基本的には貸主(大家さん)と借主の修繕負担の割合は以下のような考え方になります。

貸主負担経年劣化・通常使用による損耗
借主負担通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損(通常の生活で生じた傷・汚れ等は含まれない)

 

つまり基本的には、経年劣化部分や通常損耗大家さんが負担すべき範囲であり、借主さんは負担しなくても良いことになります。

 

この点については東京都都市整備局の「賃貸住宅トラブル防止ガイドライン」のイラストが分かりやすいので参考にさせて頂きます。

※出典:賃貸住宅紛争防止条例&賃貸住宅トラブル防止ガイドライン リーフレット

 

もし敷金が返ってこない・返ってきたとしても返金金額に納得がいかないようであれば、ガイドライン等の指標を元に管理会社等に確認をしてみましょう。

また退去立会いの際には管理会社の担当者と室内で立会いをしますが、もし修繕箇所の負担について不明な点があれば、安易に清算書にサインをせず、きちんと担当者に説明を求めるようにしましょう。

敷金が返ってこなかったとしても、冷静に対応をしていきたいですね。

※参考記事:退去立会いの30のポイント。損をしないための注意点

 

敷金から引かれるハウスクリーニング特約って有効?

書類

最近の賃貸契約では特約として、ハウスクリーニング特約が付されているケースが多いかと思います。

契約にもよりますが、大抵は㎡あたり1000円前後のクリーニング費用が相場ですので、例えば20㎡の部屋でしたら20000円前後のハウスクリーニング費用が設定されている事が多いかと思います。

 

それではこのハウスクリーニング特約自体は有効なのでしょうか。

上記でも挙げたように、通常損耗や経年劣化部分は大家さんの負担となっていますが、借主さんの本来の原状回復義務を超える特約を結ぶことも一応は有効という事になっています。

 

またこれらの特約が有効と解されるためには、一般的には以下のような条件が必要です。

  • 特約の必要性があり、かつ、暴利的でないなどの客観的、合理的理由が存在すること
  • 借り主が特約によって、通常の原状回復義務を超えた修繕等の義務を負うことについて認識していること
  • 借り主が特約による義務負担の意思表示をしていること

つまり特約を付する必要性があり、またこれらの特約の内容について借主さんがしっかりと理解していて承諾をしている事が条件という事になります。

最近ではハウスクリーニング特約が付されている契約がとても多いので、契約時にはその金額や条件をきちんと理解しておくようにしたいですね。

 

敷金が戻ってこない理由まとめ

敷金が戻ってこない理由について幾つか挙げてみました。

敷金の返金額というのは高額になるため、敷金がなかなか戻ってこないとストレスに感じることもあるのかもしれません。

実際には後日にしっかりと返金される事がほとんどですが、もしいつまで経っても敷金が返金されないようであれば早めに連絡をしてみましょう。

 

また退去後に新たに別のお部屋探しをする方は、まず不動産屋選びから始める必要があります。

不動産屋によって物件が異なることもありますし、対応やサポート力・初期費用の金額も違ってきます。

こちらの記事でもおすすめの不動産会社をタイプ別にまとめていますので、参考にしてみてください。

参考:おすすめの不動産会社をタイプ別に解説

 

今回は敷金が戻ってこないケースについて挙げてみました。

それでは今日はこの辺で。

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