不動産屋に初めて行く時に知っておきたい10のポイント

今回は不動産屋に初めて行く時のポイントについて挙げてみたいと思います。

不動産屋さんに初めて行く時は緊張する人が多いですね。

特に初めて不動産屋を訪れる人は緊張やプレッシャーを感じる人も中にはいるようです。

それでは不動産屋に初めて行く時のポイントとしてはどのような点が挙げられるのでしょうか。

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不動産屋に初めて行く時は緊張する?

不動産屋に行く時は緊張するという人も多いものです。

以前に女性が2人で来店した時、どうやら友人に付き添ってもらったようでしたが、その人は友人に「やっぱ付き添ってもらって良かった」と小声で漏らしていました。

やはり初めて不動産屋に来店すると緊張するという人もいるのでしょう。

 

コンビニやスーパーに行くのとは事情が違い、普段行き慣れない店舗に足を運ぶというのは緊張する事も多いものです。

まして不動産と言うと支払う費用も高額になるケースが多い事から、なおさらプレッシャーを感じてしまう人もいるのかもしれません。

また今では女性営業マンも増えてきましたが、カウンターで不動産屋の男性営業マンと1対1で交渉を交わすことに緊張するという人もいると思いますし、内見時などは車の中で二人きりで物件を廻ることも多いので、尚更なのかもしれません。

 

さすがに昔の地上げ屋のようなイメージを持っている人は少ないとは思いますが、不動産屋ではどちらかと言えば体育会系の人間も多いことから、怖いといったイメージを抱く人もいるようです。

実際にはそのような事は少ないのですが、普段あまり不動産屋に来店する機会が少ないだけに、余計にイメージだけが先行してしまう事もあるのかもしれません。

 

不動産屋に初めて行く時の10のポイント

それでは初めて不動産屋へ来店する時にはどのような点に気を付けるべきでしょうか。

幾つかポイントを挙げてみます。

 

①来店前に予約をする

まず初めて不動産屋へ来店をする時には、あらかじめ予約を入れておくようにしましょう。

アポなしで飛び込んでしまうと、まず営業マンとカウンター越しで条件聴取・物件探しから始まる事になります。

空いている時であれば良いですが、もし混雑している時にいきなり来店してしまうと、店内は人員不足なので十分な対応をしてもらえない場合もあります。

もしあらかじめ予約をしておけば、来店した時には幾つか候補の物件を用意してくれているでしょうし、時間的な効率も良く、余裕をもって部屋探しを始めることができます。

 

②来店時間帯を考える

不動産屋に初めて来店する時には時間帯も大切です。

どの時間帯でも対応はしてくれますが、出来れば午前中あたりを狙って行くことをお勧めします。

午前中であれば店内が混雑していない事も多く、他のお客さんが少ないので落ち着いて交渉ができる事が多いです。

また手続き等で対応が必要になった際でも、午前中であればその日中になんとか処理できる場合もあります。

部屋探しは早めの行動を心掛けましょう。

 

③服装に気を付ける

不動産屋に初めて行く際には、服装にも気を付けていった方が良いです。

もちろんスーツまで着ていく必要はありませんが、きちんとした身なりで清潔感のある服装がベストです。

気にいった部屋があって申し込みをする場合、確かに貸主である大家さんはその場にはいませんが、それでも不動産屋の営業マンにも外見や服装はチェックされている事を忘れてはいけません。

審査項目というのは収入や勤務先だけでなく、その人の人柄や雰囲気も含みます。

そのため不動産屋に初めて行く際には服装にも気を付けて来店したいですね。

 

④付き添いをつける

もし可能であれば、友人や家族などで良いので、付き添い者がいた方が良いかと思います。

不動産屋に初めて来店する際でも付き添いがいればある程度緊張はほぐれますし、また物件を冷静に見ることができます。

また自分以外の第三者の眼がある事で、自分が気付かなかった物件の瑕疵やデメリットに気付ける場合もあります。

特に学生さんなど、初めて不動産屋に来店をする方は、できれば付き添いを付けた方が良いでしょう。

 

⑤譲れる条件・譲れない条件

残念ながら自分の希望を100%満たす物件というのは、そうそう巡り合えるものではありません。

そのため物件を探す際には、妥協できる点と、妥協できない点の線引きが必要になります。

人によってお部屋に重視するポイントは違うと思います。

駅からの距離・設備・間取り・階数・構造など考え方は様々でしょう。

そのため自分がどうしても妥協できない点と妥協できる点を明確にしておく事が、理想に近い物件を引き寄せます。

 

⑥家賃と相場

もし部屋探しをする場合、自分がどれくらいの家賃を毎月捻出できるのか、計算をして決めておくようにしましょう。

不動産屋さんでは数多くの物件がありますが、自分が出せる家賃が分からないと物件の絞り込みにも時間がかかります。

おおよその収入と出費から、自分が出せる家賃の限界を把握しておく事は大切です。

また現在では多くの賃貸情報サイトがありますので、自分が住みたい街のおおよその家賃の相場感を知っておくと尚良いです。

関連記事:賃貸の値引き交渉10の秘訣!値下げを成功させるテクニック

 

⑦引っ越し時期はいつか

不動産屋へ初めて行く際には、自分の引っ越し時期を決めておく事も大切です。

内見から申し込み・審査・契約手続きの流れを考えると、入居希望日の1か月前には引っ越しに向けて行動を開始したい所です。

逆に入居希望日の3~4ヵ月前に動き出すのは早すぎますし、部屋を抑えておく事は難しいです。

自分がいつから入居したいのかはっきりとさせた上で、不動産屋に初めて来店をする日取りを決めましょう。

 

⑧勤務先や連帯保証人の情報

もし内見をした日に申し込みをする可能性があるのであれば、申込書に記入する勤務先等の情報をあらかじめ確認しておくようにしましょう。

申込書に不備があると審査に影響が出る場合もあります(家主からの心象が悪くなる場合)。

携帯電話等で調べられる情報であれば良いですが、そうでない情報がある場合には事前に確認をしておきます。

また契約時に必要となる住民票・印鑑証明・収入証明書などの必要書類も考慮しておきましょう。

 

⑨内見

内見時には幾つかのチェックポイントがあります。

特に不動産屋を初めて来店した人は、室内のどこをチェックして良いか分からない事も多いかと思います。

一般的には以下のようなポイントがあります。

  • 間取りの広さは十分か
  • 内装に汚れと傷がないか
  • 部屋に傾きがないか
  • 必要な設備が付いているか
  • 窓など建具はしっかり動くか
  • 日当たりが良いか
  • カビが発生していないか
  • 部屋から臭いがしないか
  • 遮音性はどうか
  • 通信環境が悪くないか
  • コンセントの数
  • 搬入経路は広いか
  • 収納は十分か
  • 周囲の環境
  • 近隣にスーパー等があるか
  • 夜道など、治安はどうか
  • 駅やバス停との距離
  • 過去の住民トラブルの有無 など

全てを確認するのはなかなか骨が折れますが、内見時にはしっかりと色々なポイントをチェックしておきましょう。

 

⑩自分で歩いてみる

不動産屋を初めて訪れた際には、内見時は営業マンが車で案内してくれる事が多いかと思います。

ですが入居後に自分で歩いてみると、内見時の感覚とは違っていたという事もあります。

例えば、駅からの徒歩距離が思ったより遠い・途中で坂があった・夜道が暗かった・途中に店が少ないなど、車でサッと通り過ぎただけでは気づかないポイントも多くあります。

内見後にすぐ申し込みをするのが悪い訳ではありませんが、出来れば自分でも歩いてみたりして確認をしてから申し込みをするようにしましょう。

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一人暮らしで不動産屋に初めて行く時のポイントは?

上記では初めて不動産屋へ行く時のポイントを挙げてみました。

ですが中にはこれから初めて「一人暮らし」をする方も多いかと思います。

一人暮らしで特に注意する必要があるのは「お部屋の選び方」です。

単身世帯ならではのお部屋選びの注意点を幾つか挙げてみます。

 

立地

立地によって、家賃も違えば通学・通勤のしやすさも変わってきます。

また駅から遠ければ自転車や車など通勤手段も変わってくるでしょうし、物件の人気度も変わってきます。

まずはどのエリアに住むのか、その立地を決めておきたい所です。

 

店舗・飲食店

一人暮らしの場合、特に若年者の場合には夕飯などもコンビニや飲食店で済ますといった人も多いです。

自宅の周囲にどれだけコンビニやスーパー・飲食店があるかどうかによって利便性は変わってきます。

物件の善し悪しだけでなく周辺環境も考慮しておきましょう。

 

セキュリティ

一人暮らしの場合、自分が外出をしている時は当然に部屋の中は空の状態です。

特に女性は安全性を意識しておくべきと言えますし、セキュリティ性が高い物件であるに越したことはありません。

オートロックや防犯ガラス・強化ガラスやディンプルキーなど、防犯性を意識した物件を選ぶことも大切です。

一人暮らしで防犯性の高い物件を不動産屋に紹介してもらえます。

 

通勤・通学時間

一人暮らしの場合、その通勤時間や通学時間も考慮しておきましょう。

できれば会社や学校との時間は30分以内を目指したいところ。

毎日通うことになるので、どのくらいの通勤時間がかかるのか正確に把握しておきましょう。

 

防音性

一人暮らしの場合、学生さん等の物件としては1Rや1Kも多いですが、中には防音性の低い物件もあります。

防音性が低く隣の部屋の音が筒抜けの場合、生活をしていても落ち着きませんし、騒音がトラブルに繋がることもあります。

自分のプライバシーを確保するためにも、防音性がしっかりしたお部屋を選べるように、不動産屋さんへ相談してみましょう。

 

治安

一人暮らしをする場合には治安も考慮しておきましょう。

都心部でも、エリアによって毎年の事件件数や治安の善し悪しは全く異なります。

特に女性の一人暮らしの場合、部屋だけでなく夜道の明るさや鉄道経路なども注意する必要があります。

 

費用・家賃

一人暮らしをする場合、家賃や更新料といった費用は自分で負担しなければなりません。

学生さん等は両親が支払ってくれる場合もあるかもしれませんが、それでも少しでも負担は減らしたい所です。

安ければ良いという訳ではありませんが、これから長く住む物件なので、無理のない家賃のお部屋を選びたい所です。

 

一人暮らしで不動産屋へ初めて来店する場合には、その旨を担当者にじっくりと相談し、安心して一人暮らしができる物件を選ぶようにしたいですね。

 

不動産屋に初めての問い合わせは電話?メール?

多くの不動産屋では電話でもメールでも予約を受け付けています。

確かにメールであれば夜中でも送信しておけるので便利ですね。

 

ですが不動産屋からすれば、どちらかと言うと電話の方が受付しやすい場合もあります。

メールだと、そこに書かれている限定的な内容しか把握できませんが、電話の場合にはそれ以上の希望や入居条件を聞くことができ、より条件に合った物件を見つけやすいからです。

また電話の方が感情も伝わるのでイメージが沸きやすい利点もあります。

さすがに忙しい繁忙期等はメールの方が良い場合もありますが、可能であれば電話で予約を取ったほうが良いでしょう。

 

不動産屋を初めて利用したら引っ越し業者を紹介された?

不動産屋で部屋探しをした場合には、不動産屋が提携する引っ越し業者を勧められるケースもあるかと思います。

引っ越し業者に情報を流す事で不動産屋には多少のマージンが入る事になります。

不動産屋が提携する引っ越し業者が悪い訳ではありませんが、実際にはそれよりも安い業者さんが存在するケースが多いです。

やはり少しでも安く引っ越しをするのであれば、相見積もりは基本になってきます。

不動産屋の勧めてくれた引っ越し業者も含め、様々な業者を比較してよりよい業者さんに依頼するようにしましょう。

 

不動産屋へ初めて行く時のポイントまとめ

不動産屋へ初めて行く時のポイントについて挙げてみました。

初めての来店時はなかなか緊張することもあるかと思いますが、必要な事はしっかりと準備をしてリラックスをして行くようにしましょう。

じっくりとお部屋探しをして、自分にぴったりなお部屋を見つけたいものですね。

それでは今日はこの辺で。

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