部屋探しの時に隣人がどんな人か知るための方法は?

今回は部屋探しの時に隣人について知るための方法について挙げてみたいと思います。

アパートやマンションなど、集団生活をする上で隣人との関わりは避けることは出来ません。

普段出がけに会うこともあるでしょうし、日常の隣人からの生活音が聞こえてくる事もあります。

特に引っ越し時に隣人トラブルは避けたい所であり、どのような人が隣室に住んでいるのか気になる部分でもあります。

それでは部屋探しの時に隣人について知ることは出来るのでしょうか。

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部屋探しで隣人について知ることはできる?

それでは部屋探しの内見時に隣人について知ることは出来るのでしょうか。

内見時には不動産屋が同行する事が普通ですが、確かに管理会社の人間であれば隣人にどのような人が住んでいるのか知っている事もあるかもしれません。

会社員なのか・家族世帯なのか・単身なのか等、大まかな情報であれば教えてくれるケースもある事でしょう。

 

ですが細かい情報や突っ込んだ情報に関しては、不動産屋でも教えてくれないケースも多いものです。

不動産屋がその隣人について細かい情報を把握していない場合や、知っていたとしても個人情報やプライバシー保護の観点から具体的に答えられないという事もあるでしょう。

そのため部屋探しの時にどうしても隣人について知りたいのであれば、自分でも何かしらの行動を起こす必要があると言えます。

 

部屋探しの時に隣人について知る方法は?

隣人について細かな詳しい情報を知ることは中々困難です。

ですが隣室にどのような人が住んでいるのかある程度把握する事はできます。

ここでは部屋探しの時に隣人について確認しておくポイントを挙げてみます。

 

①カーテン

部屋探しの時に、ベランダをちらっと見れるようであればカーテンの色である程度の判断が付く場合もあります。

最近では防犯のために女性でも男性が好みそうなカーテンを付ける方もいますが、カーテンの色は目安にはなるでしょう。

 

②洗濯物

洗濯物が干してあれば、そこから隣人のイメージが付く場合もあります。

もちろん隣人のベランダをジロジロ見ることはNGですが、パッと見である程度の判断が付くこともあります。

 

③玄関廻り・共用部

部屋探しの時に、隣室の玄関廻りや共用部分から隣人について判断が付くこともあります。

玄関廻りや共用部分が汚れていたりゴミが落ちたままになっているなど、隣人の性格が表れているケースもあるでしょう。

または玄関の前に自転車などの家の物が置いてあると、何となく家族構成などが見えてくる場合もあります。

 

④ポスト

部屋探しの時に、隣人のポストを開けることはもちろんNGですが、ポストの中に新聞やチラシが溜まっていたりする場合には、隣人の人間性が表れていたり、留守が多い隣人という事が分かる場合もあります。

 

⑤曜日や時間帯

例えば平日の昼間に内見に行ったとしても、夜に行ってみたり土日に行ってみる事で隣人がどのような人か分かる場合もあります。

夜であれば隣室の部屋の電気も点いている事も多いでしょうし、土日だと平日よりも騒がしい部屋だったというケースもあるかもしれません。

曜日や時間帯を変えて行ってみるというのも新たな発見があります。

 

⑥ゴミ捨て場

ゴミ捨て場で隣人がどのような人か探ることは難しいですが、そのゴミ捨て場を見ればその建物の住民にマナー違反者が多いかどうかはある程度察しが付く場合があります。

特にゴミが散乱していたり、指定曜日以外のゴミが置かれているような所は要注意です。

 

⑦防犯性

防犯性が高い物件には、どちらかと言えば女性が多く住んでいる傾向があります。

オートロックの物件や防犯カメラ・モニター付インターフォンなどが付いていたり、ベランダ等に防犯センサー等が付いている場合には、隣人に女性が住んでいる可能性が高いとも考えられます。

 

⑧探偵

探偵に依頼をすれば隣人はどんな人なのか素行調査をしてくれる所もあります。

例えば一人暮らしをする娘のために両親が探偵に調査依頼するといったケースもあるようです。

ですが売買ならともかく、賃貸で探偵を利用して隣人調査までするかどうかというのは個人の判断にも寄る所でしょう。

 

⑨家賃

賃料だけで全てを判断することはできませんが、やはり賃料の低い物件よりも、多少賃料が高めの中~高所得者層が住んでいる物件の方が、隣人トラブルが少ない傾向があります。

家賃が安い物件が悪い訳ではありませんが、周辺相場と比較してあまりにも家賃が安い物件は注意した方が良いかもしれません。

 

⑩間取り

建物の間取りで単身世帯が多いのかファミリー層が多いのかある程度分かる場合もあります。

一般的には単身者の場合にはワンルーム~1K、2人であれば2DKや2LDK、3人以上であれば2LDK~といったように、その建物の間取りで隣人の居住人数の目安がある程度分かります。

また間取りには年齢も関係しており、40代以降になると収入の安定や家族が増える事から、2LDK以上の物件に住む人が増えるとも言われています。

そのためもし隣人や周囲との関係を気にするようであれば、異なる間取りが幾つも混在する物件でなく、自分と生活パターンが似た間取りが多い物件を選ぶようにしましょう。

 

⑪壁際の音

特に古いアパート等、壁や建物の構造によっては隣人や隣室の音が聞こえてくる物件もあります。

壁際で耳を澄ませてみると隣人の生活音が聞こえてくるケースもあるでしょう。

できれば土日など周囲が休みの時などに内見をしてみると隣室の様子がなんとなく分かる時もあります。

また上下階の音にも気を配ってみましょう。

 

⑫隣室の契約形態

自分の部屋が普通賃貸借契約であっても、隣室は定期借家やマンスリーといったパターンもあるかもしれません。

マンスリーや短期契約であれば引っ越しの騒音は響きますし、頻繁に隣人が入れ替わることにもなり兼ねません。

もし可能であれば隣人や隣室の契約形態が自分と同じなのかどうか確認しておくと良いでしょう。

 

⑬管理人・大家

建物に管理人が常駐していたり、大家さんが同じ建物内に住んでいるのであれば、それとなく聞いてみるのも良いでしょう。

あまりに突っ込んだ話をする必要はありませんが、やんわりと周囲の環境や様子を聞いておく事くらいであれば問題はないと思います。

 

⑭不動産屋

せっかく内見をするのですから、隣人については不動産屋さんに教えてもらいたい所。

もし隣人について詳しい情報を教えてもらえない場合でも、過去にその部屋に住んでいた人の退去の理由や、周囲の環境程度であればそれとなく教えてくれる事もあるかもしれません。

事故物件などであれば尚更です。

教えてもらえる範囲内で、隣人や周囲の環境のことはよく知っておきたいですね。

 

部屋探しで隣人を知る方法まとめ

部屋探しの時に隣人について知る方法について幾つか挙げてみました。

隣人について具体的な情報を知る方法は中々ありませんが、隣人についてある程度のイメージであれば察しが付くことも多い筈です。

また内見時に建物を細かくチェックする事は、隣人の事だけでなく周囲の環境や治安・住み心地なども確認することにもなります。

せっかく内見に行くのですから、自分が安心して住めるお部屋かどうかじっくりとチェックしておきたいですね。

それでは今日はこの辺で。

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