部屋探しに疲れた方へ。物件が見つからない理由と部屋探しのコツ

今回は希望の物件が見つからない理由と部屋探しのコツについて挙げてみたいと思います。

一生懸命部屋探しをしているのに部屋が見つからない、という人も多いかと思います。

その結果疲労感だけが残り、部屋探しに疲れてしまった、もう部屋探しをする気力が残っていない、という人もいるかと思います。

お部屋探しをする人の中には、すぐに部屋が決まる人と、なかなか部屋が決まらない人が分かれる傾向があります。

今回はそんな部屋探しに疲れた方へ、その部屋探しのコツをご紹介します。

スポンサーリンク

部屋探しに疲れた?その理由とは

お部屋探しをしていると、なかなか部屋が決まらずに疲れてしまう人というのが一定数います。

部屋探しに疲れてしまう理由というのは人それぞれですが、主には以下のような理由が挙げられます。

 

 希望の物件が1つも見つからない

自分が希望している部屋がなかなか見つからずに疲れてしまう場合です。

この場合には希望条件が厳しすぎる可能性があります。

もう一度自分の条件を見直して、妥協できる点と妥協できない点を整理してみる事が必要です。


 情報量が多すぎる

情報量が多すぎて自分ではなかなか決められずに疲れてしまう場合もあります。

今ではインターネットが普及しスマホからも多くの情報を取得する事ができます。

ですがその中には自分にとって不必要な情報まで多く含まれている場合もあるものです。

情報量が多すぎるために自分で取捨選択できず、物件選びがなかなかできないケースもあります。


 希望条件が曖昧

自分の希望条件がしっかりと定まっていないと思うように部屋探しはできません。

希望条件が広すぎたり条件が曖昧なままだと、良さそうなお部屋がありすぎて迷ってしまったり、どの部屋にしたら良いのか結局は決まらずに疲れてしまう場合もあります。

このような方は適度に条件を絞りこむ事が大切です。


 他の人に先を越された

ある程度条件に合ったお部屋が決まっているのに、いつまでも申し込みをせず迷っていると、他の人が先に契約をしてしまう可能性もあります。

特にお部屋探しの繁忙期や人気物件の場合には、他の人が先に契約をしてしまい先を越されたというケースも少なからずあります。

物件探しに疲れてしまわないように、希望の物件が見つかったら早めに申し込みをする事も大切です。


 神経質な方

神経質な方はなかなか部屋が決まらない場合があります。

例えば設備の細かな部分・防音性の高さ・湿気・水回り・隣人や上下階にどんな人が住んでいるか等、細かい部分にまで気になってしまう人もいます。

こだわりがあると言えばそうなのですが、あまりに細部にまでこだわってしまうと、中々希望に合った物件が見つからない場合もあります。

逆に言えば、どんな場所でも住めるような適応力の高い人は、すぐに物件が決まる傾向があります。


 担当者や物件廻りの気疲れ

人にもよりますが、引っ越しの機会というのは人生で何十回もあるものではありません。

お部屋探しをする機会もそう多くはありませんし、不動産屋さんへ来店するような機会も多くはないでしょう。

そのため普段から行き慣れていない店舗へ来店したり、知らない担当者と内見等に行くと、緊張したり気疲れしてしまう人も中にはいるようです。

できるだけ気疲れしないように、リラックスしてお部屋探しに臨みたいものです。


 部屋決定までの手順が長い

お部屋を決めるという事は簡単ではありません。

例えば部屋を決めるまでの手順としては

希望の部屋をネット等から検索

問い合わせ(内見日の日程を決める)

当日に内見

申し込み

審査

再度来店し、契約

引っ越し・入居

という手順を辿ることになります。

 

一発で決まればそれほど疲れは無いかもしれませんが、もし審査に落ちたとなればまた一から部屋探しをしなければならない事もあるでしょう。

またこれから長期間住むお部屋を探している訳ですから、適当に探せば良いものでもなく、自分にプレッシャーもかかっています。

このように賃貸のお部屋を決めるという事は簡単な作業ではなく、部屋探しに疲れてしまうのはむしろ当然なのかもしれません。

Twitter上ではこんな声も…。

スポンサーリンク

スムーズに部屋探しをするコツは?

それでは疲れずに、できるだけスムーズに部屋探しをするにはどのようにしたら良いでしょうか。

幾つか挙げてみます。

 

条件を絞る

お部屋探しをする場合には闇雲に探し始めるのではなく、まず条件を絞ることが大切です。

ポイントとしてはまずは一通り自分の希望条件を挙げてみて、次にその条件を「必須条件」「できれば欲しい条件」に大別して、「必須条件」から優先的に条件を絞っていく方が良いでしょう。

例えば

  • 家賃8万円以内
  • 間取りは1R~1DK
  • 物件はマンション(アパートNG)
  • 距離は駅から徒歩10分以内
  • こだわり条件としてバストイレ別・オートロック・室内洗濯機  etc… 

自分の必須条件から優先的に5~6個くらいの条件を洗い出して、物件を絞ることから始めてみましょう。

 

早めに部屋探しを始める

ギリギリになって部屋探しを始めると気持ちの余裕を失い、結果的にビンボーくじを引いてしまう事にもなり兼ねません。

そのため引っ越しが決まっているのであれば、早めに行動を始めることが大切です。

引っ越し日の1~2ヵ月前には動き出したい所です。

特に繁忙期では、1月に入ると物件の争奪戦がスタートします。

早めに行動を始め、早めに問い合わせを開始することが、スムーズに部屋探しをするための出発点となります。

 

事前にメール等で問い合わせ

希望の物件が常に空いているとは限りません。

そのため事前にその物件が空いているかどうか不動産屋さんに確認をしておきましょう。

飛び込みで訪問をしてしまうと、不動産屋さんのカウンターで物件探しから始めることになり、余計に時間がかかってしまいます。

また事前に連絡をしておけば不動産屋さんも内覧のために前もって鍵の手配などの準備ができますが、飛び込み訪問の場合には時間がかかってしまうケースもあります。

中には不動産屋が来店誘導のために、物件が空いていないのに「空いている」と嘘をつかれてしまう可能性もゼロとは言えませんが、それでも事前に空き状況は確認しておくべきと言えます。

 

希望の部屋だけ見せてもらう

不動産屋さんの中には昔からの営業手法として、あえて希望物件以外のグレードの低い物件を数件見せておき、最後に本命物件を見せて物件を引き立たせるようなやり方もあります。

ですが自分が住みたい物件が決まっているのであれば、わざわざ他の物件を見て回る事は時間のロスに繋がることもあります。

もちろん本命以外の物件を見せてもらう事で、相場感を養えたり比較検討できるメリットもありますが、物件探しとしては非効率になり疲れてしまう事もあります。

そのため希望の物件だけを見せてもらう等、自分のペースでお部屋探しをしていくようにしましょう。

 

複数申し込みは控える

人によっては「効率的に部屋探しをするのであれば複数の物件に申し込みをしていった方が早いのでは?」と考える人もいるかもしれません。

確かにそれで上手くいくケースもあるかもしれませんし、業者さんがとりあえずの申し込みを勧めてくるような場合もあるでしょう。

ですがお客さんにとっては単に申込書を書くだけであっても、その申し込みにより不動産業者や大家さん等、多くの人が動くことを忘れてはいけません。

またその複数申し込みが原因で審査に悪影響を与える可能性もゼロとは言えません。

賃貸でも複数の申し込みは控えた方が良いでしょう。

 

必要な書類・情報をあらかじめ取得しておく

賃貸で部屋を申し込み・契約をする際には、様々な必要書類や情報が必要になります。

例えば住民票や印鑑証明書は基本的には役所に行かなければ取得できませんし、所得証明など会社に申請をする必要があるものもあるでしょう。

もしくは申込書に記入する勤務先の情報などはあらかじめ調べておかないと分からない情報もあるかもしれません。

急にこれらの書類や情報を準備するとなると慌ててしまいますし、バタバタして疲れてしまいます。

あらかじめ時間の余裕をもって準備をしておくようにしましょう。

 

 

ネット・SNS等の活用

今までの不動産屋さんでは内見や契約の度に来店をしなければならない事が普通でした。

ですが今ではネットやSNSが普及した事もあり、時間を節約できる様々なサービスを提供する不動産会社が登場しています。

 

例えばLINEやFacebookでお部屋探しをしてくれる不動産屋さんや、チャット形式で内見予約までしてくれる不動産屋・物件での現地待ち合わせ・現地解散に応じてくれる会社など、そのサービス内容は様々です。

これらのサービスを利用すればいちいち不動産屋さんに来店しなくても良い場合もありますし、交通費や時間が節約できる事もあります。

部屋探しで疲れないようにするためには新しいサービスを活用して、より効率的にお部屋探しをする事も大切です。

 

それでも物件が見つからない場合は?

上記の事を実践していても物件が見つからないケースもあると思います。

その場合には、以下の点も意識して物件探しをした方が良いかもしれません。

  • 希望条件を少し下げる
  • 掘り出し物物件にこだわらない
  • 人気の沿線を外してみる
  • 築年数を広げる
  • 部屋の面積を変えてみる
  • 可能なら時期をずらす
  • 最寄り駅を変更して検索
  • 新築物件を候補から外す
  • 希望の設備の数を減らす
  • 地元の不動産屋をあたってみる
  • 家賃など条件交渉をしてみる
  • ネットだけでなく、現地で多くの部屋を見る
  • 駅まで自転車・バスを使用する事を検討
  • 1階なども候補に入れてみる

 

頑張って探しているのに希望通りの物件が見つからないという人は、やはり予算に対して条件が見合っていない場合があります。

そのため妥協点をもう一度洗い出した上で、上記のように視点を変えてみる事で希望に近い物件が見つかる可能性もあるでしょう。

柔軟な発想を持ってお部屋探しをしていきたいですね。

 

お部屋探しに疲れた方へ

部屋探しに疲れた方に向けて部屋探しのコツを幾つか挙げてみました。

お部屋探しというのは時間もかかりますし不慣れな方も多いので、疲れてしまうというのは当然かと思います。

できるだけ部屋探しで疲れないようにするには、事前に余裕をもって準備をしておく事、自分に合った不動産屋(不動産サイト)を選択する事が大切です。

自分の条件と合わない不動産屋を選ぶと時間を無駄にしてしまう場合もありますし、移動等で余計に疲れてしまう事もあります。

 

特にこれから繁忙期シーズンを迎えるにあたり、不動産屋さんも混雑が予想されますので、早めのスケジューリングをお勧めします。

入念に準備をして、希望条件に合ったお部屋を見つけたいですね。

それでは今日はこの辺で。

スポンサーリンク