今回は馬喰町の住みやすさについて挙げてみたいと思います。

東京都中央区にあり、総武本線上の駅である馬喰町。

衣服・アクセサリーなど、問屋街としても有名な街でもあります。

歴史や伝統のある街で、馬喰町の名前の由来は江戸時代と馬のかかわりが影響しているとも言われています。

都心へのアクセスも良好で、近隣の駅へも近いため住みやすいエリアでもあります。

今回はそんな馬喰町の住みやすさについて挙げてみたいと思います。

馬喰町の住みやすさは？

馬喰町駅周辺には飲食店やスーパーもあり、種類も多いので生活もしやすいという人もいます。

徒歩圏内として馬喰横山駅や東日本橋駅があるのでアクセスも良好です。

総武本線快速を利用すれば東京駅までも4分程度で到着しますし、上野にも近いので買い物にも便利。

馬喰町駅の利用者数もそれほど多くはないので、ゴミゴミとした印象はあまりありません。

治安としても自転車盗難などの軽犯罪はありますが、さほど治安は悪くなく住みよい街と言えます。

またご存知の方も多いように馬喰町や問屋街としても有名。

浅草橋には飲食店道具や装飾資材の問屋が多いですが、馬喰町問屋街では衣料品も多く目立ちます。

卸問屋も多いので個人でも安く購入できる場合もあります。

また隅田川や神田川の周辺にはウォーキング道もあり、軽めの運動にも便利。

小学校や中学校・保育園もあり教育施設も充実していて、子育てをする女性にも優しい街だと思います。

主婦からすると大型のスーパーが少ない事や物価が高めな事はネックになるかもしれませんが、都営線とＪＲを利用すれば他駅へのショッピングも可能です。

交通アクセスも良く近年では少しずつ人口が増えてきており、馬喰町の住みやすさの人気が分かるような気がしますね。

馬喰町の名前の由来は？

馬喰町って何だか不思議で独特な名前ですね。

馬喰町の名前の由来が気になる人もいるかと思います。

馬喰町の名前の由来は、江戸時代と馬の存在が関係してきます。

馬喰町の名前は、博労（ばくろう）であった高木源兵衛や富田半七が住んでいて、この辺りの馬場を管理していたことに由来しているそうです。

（博労：馬や牛の仲介をする人）

その後に町の名前が「博労町」になり、やがては現在の「馬喰町」になったという説があります。

また「馬喰横山」の由来については、横山町が馬喰町の南側にあり、その後に二つの地名を合わせて「馬喰横山駅」となったそうです。

この2つの駅は今でも乗り換えに便利ですね。

馬喰横山には駅名の由来を記した馬のオブジェがあります。↓

普段利用している時には名前の由来までは考えないものですが、辿ってみると様々な歴史がありますね。

馬喰町駅の家賃相場は？

馬喰町駅の家賃相場はどのくらいになっているのでしょうか。

※2019年6月 ライフルホームズ調べ　

馬喰町は都心に近く交通利便性も良い街なので家賃は少し高めです。

1Rでも8～10万円前後の家賃がかかってきますが、オフィス街が多く通勤が多いサラリーマンにも人気です。

特に馬喰町駅の近くには1K・1DKといった一人暮らし向けの物件が多くあります。

新婚さんやファミリー物件となるとかなり家賃も高額になってきますね。

東京駅にも近く、各空港へのアクセスも良いことも嬉しい所です。

警察の夜間パトロールが巡回しているので、地元の治安が良いという声もあります。

馬喰町周辺の施設は？

馬喰町周辺の施設はどのようになっているのでしょうか。

馬喰町駅周辺です。

大型ビルやアパレル店・飲食店が目立ちます。

馬喰町問屋街周辺です。

日本最大の現金問屋街とも言われています。

衣服・アクセサリーなど数多くのお店があります。

上画像は明治座。

東京において最も長い歴史を持つ劇場です。

身延別院。

小伝馬町にある寺院で日蓮宗のお寺のようですね。

歴史を感じさせます。

道路沿いにはマルマンストアも。

ちょっとした買い物に便利ですね。

馬喰町駅付近には洋服のサカゼンもあります。

大きいサイズの服やインポートブランドなど、様々な品揃えがあります。

馬喰町周辺のスーパーは？

馬喰町周辺のスーパーはどのような店舗があるでしょうか。

馬喰町周辺には大型スーパーが少ない事が難点と言えるかもしれません。

まいばすけっともありますが、馬喰町駅からは少し離れている印象です。

日用品や大きな買い物には錦糸町や浅草橋を同時に利用しても良いかもしれませんね。

馬喰町は子育てにはどう？

馬喰町で子育てを検討する方もいるかと思います。

中央区では区立小学校22箇所・区立中学校4箇所があるようで、馬喰町付近では「久松小学校」や「日本橋中学校」が有名です。

特に久松小学校は140年の歴史がある小学校であり、敷地内には久松幼稚園もあります。

また馬喰町には子育ての弊害になるような風俗・ギャンブル施設なども少なく、その意味では子育てがしやすいとも言えるでしょう。

墨田川沿いの歩道を散歩したり中央区立総合スポーツセンターなどのスポーツ施設もあります。

また中央区では子育て支援施策が進められていて注目を集めている地区でもあり、ママさん同士で情報交換ができる場もあるようです。

ですが馬喰町付近では子供が元気よく遊べる公園があまりなく、子育てに適しているとはまでは言い難いところ。

また駅前を中心にビルが多く、狭い道の中で車の通りも多いので、小さなお子さんがいる家庭では注意が必要かと思います。

馬喰町だけでなく中央区では待機児童の数が増えているとのデータもあり、やはり近年では子供の数が増えている事や保育サービスが不十分な事が理由として考えられます。

また子供の買い物などでも馬喰町付近では幼児向けの店舗が少ないので、できれば錦糸町まで出てアカチャンホンポなどがあるアルカキッドやオリナスで買い物をするのも良いでしょう。

参考記事：錦糸町の住みやすさは？治安はどう？

東日本橋での一人暮らしは？

東日本橋は飲食店やコンビニ・銀行などが数多くあり、便利な街です。

治安も良いため、一人暮らしの単身世帯でも暮らしにくさや不便を感じることは少ないと思います。

その他にも郵便局の数が多く、近隣には日本橋図書館もあるので読書好きな方にも〇。

オフィス街中心ではありますが住宅物件も多いので一人暮らしをする際の部屋探しにもあまり困らないでしょう。

電車でのアクセスも良く、羽田や成田空港へも割と近いです。

難点を挙げるとすればオフィス街中心なのでスーパーや日用品店舗が少なめといった印象があります。

また東日本橋は物価や家賃も高めであるため、一人暮らしをするとしてもある程度は経済的余裕が欲しい所。

交通アクセス重視の方には特にお勧めのエリアかと思います。

馬喰町の住みやすさまとめ

馬喰町の住みやすさについて幾つか挙げてみました。

中央区は若い人を始め、現在でも人口が増えてきているエリアです。

都心に近いという利便性の良さだけでなく、快適に住める環境もある程度整っています。

ですが一方では家賃の高さや物価の高さ等、人によって向き不向きもあるかと思います。

中央区には様々な物件がありますので、じっくりと探して自分に合った物件を見つけたいですね。

今回は新小岩の住みやすさについて挙げてみました。