不動産屋への断り方は?悩まない上手な断り方
今回は不動産屋への断り方について挙げてみたいと思います。
断ることというのは少し勇気がいりますね。
特に親切にしてくれた営業マンであったり、話が前向きに進んでいた場合には、余計に断りづらい事もあるかと思います。
不動産屋への断り方にはどのようなポイントや注意点があるのでしょうか。
不動産屋で断るシーン毎に挙げてみたいと思います。
スポンサーリンク
目次
不動産屋への断り方のポイントは?
それでは不動産屋に断りの連絡を入れる時にはどのような点に注意しておけば良いでしょうか。
幾つか挙げてみます。
- 早めに連絡をする
- 誠意・感謝を示す
- メール連絡でも可能
まず不動産屋さんへ断りの連絡を入れる際には、早めに連絡をする事が肝心です。
進捗によっては物件を抑えている事もありますし、不動産屋としても他の類似物件を探してくれているような場合もあります。
もしどうしても断る際には、少しでも営業マンの手間を減らしてあげるためにも早めに連絡を入れてあげる事が大切です。
また誠意・感謝の気持ちを示す事も大切です。
内見後であっても申し込み後であっても、営業マンに物件を紹介してもらったり内見に同行してもらう等、短期間とは言え一緒にお部屋探しに協力をしてくれた事に対して、一言感謝の気持ちを表して断りを入れたいものです。
また不動産屋へ断るとなると電話で直接言うこともできますが、電話の場合にはキャンセル理由について話が深入りしてしまったり、後味が悪くなる可能性もあるので、メールの方が望ましいように思います。
特に繁忙期など、忙しい時にはメールで連絡をした方が不動産屋としても好都合な場合もあります。
もちろん電話の方が話やすい人であれば電話でも構いません。
不動産屋へ断るメールの内容は?内見後・掛け持ちの場合
それでは不動産屋に断る際に、メールの内容はどのような内容にするべきでしょうか。
以下はあくまで簡単な一例ですが、いずれにしても上記の3つのポイントを交えてメールを送るようにしましょう。
断りのメール
○○不動産 担当○○様
お世話になっております。
○○マンションを紹介して頂きました○○です。
先日はお部屋の内見に付き添いして頂き、ありがとうございました。良い物件をご紹介頂いた後で大変申し訳ないのですが、今回は他社の物件で契約をする事になりました。
短い期間でしたが、○○様には内見時にも色々とアドバイスを頂きありがとうございました。
またの機会がございましたら、何卒宜しくお願い致します。
○○(自分の名前)
メールでは内容を簡潔に伝える事に留め、感謝の気持ちを表してメールを送るようにしましょう。
不動産屋への断り方は?内見キャンセルの場合
上記では内見後の不動産屋への断り方・メール例について挙げてみました。
それではその前の段階として、内見予約を断るにはどうすれば良いでしょうか。
実際には内見予約がキャンセルとなる事は多々ある事ですので、シンプルにキャンセルしたい旨を伝えましょう。
断りのメール
○○不動産様
お忙しい所恐れ入ります。
先日、〇日の〇時に内見予約をさせて頂きました○○です。
大変申し訳ないのですが私のスケジュールの調整が合わなくなり、今回の予約をキャンセルさせて頂きたいと思います。
お時間を取って頂きながらご迷惑をおかけしまして誠に申し訳ございません。
恐れ入りますが宜しくお願い致します。
○○(自分の名前)
当日にキャンセルするとなると鍵の手配等をしている場合もあるので、内見を断る場合には早めに連絡をしましょう。
メール・電話どちらでも可能です。
また内見予約を断ったとしても、当然に費用などは発生しません。
もし内見自体をキャンセルするのではなく、日時を変更したい場合には日時変更が可能かどうかも確認しておきましょう。
不動産屋へ断った後の注意点(賃貸)
もし不動産屋へ断った場合でも、ケースによってはトラブルに繋がる可能性があります。
ここでは内見後・申し込み後・契約後のケースについて挙げてみます。
お部屋の内見が済んだ後に断るケースです。
この場合には上記のようなメールを送る事で問題はありません。
特にしつこく勧誘をされたり不当な費用等を請求される事もないでしょう。
断る場合には上記でも挙げたように、早めに連絡を入れる事が大切です。
申し込み後の場合にも断る事は可能です。
契約もしていませんので違約金等の費用も発生しません。
悪質な不動産業者の場合には、申し込み時に預けた預り金を返金しなかったり、手付金を取ろうとする所もありますが、いずれにしても支払う必要はありません。
また審査通過後であっても、契約前の重要事項説明を受けていなかったり、初期費用を入金していない段階であれば、やはり同じくキャンセル可能と考えられます。
※参考記事:賃貸の契約キャンセル・クーリングオフはいつまでできる?
契約後の場合には、基本的にキャンセルをする事はできません。
契約後の場合には解約扱いとなり、礼金や仲介手数料等が返金されないと考えておいた方が良いでしょう。
その他にも短期解約違約金等、他に諸費用が発生する可能性があります。
しっかりとお部屋に住む意思が固まった時に、契約をするようにしたいですね。
スポンサーリンク
優柔不断にならずにしっかりと丁重に断る
不動産屋さんに断りをする場合には、丁寧にしっかりと断る事が大切です。
中には優柔不断な人や、しっかりと断ることが出来ない人もいますが、このような曖昧な断りは双方に良い結果を生みません。
不動産屋さんとしても営業をしている限りは、お客さんを追っかける事も仕事の1つですし、迷っているお客さんの背中を押してあげる事も仕事の内です。
優柔不断な返事をしていると、お部屋を借りる意思ありとみなされて、いつまでも追客が続く可能性もあります。
ケースによっては自分が望んでもいない物件を掴んでしまう事もあるかもしれません。
もし自分が断りたいのであれば、その気持ちをしっかりと伝えるようにしましょう。
断れない様々な理由
中には不動産屋さんへ断りを入れにくいという人も一定数いるようです。
そのような方々は、なぜ不動産屋へ断りを入れることができないのでしょうか。
主には以下のような理由が挙げられます。
- 営業マンが親身になって相談に乗ってくれた
- 家賃交渉をした後だから
- 他社で契約をしたから気まずい
- 不動産屋が怖い
- 自分が優柔不断
上記の他にも断りをしにくい様々な理由があると思います。
ですが先ほども書いたように、曖昧な返答をする事は双方にとってもよくありません。
どのような理由があるにせよ、キャンセルをしたいという気持ちを真っすぐに伝える事が大切です。
不動産屋も慣れている?
確かに相手のことを思うと、断りづらいという気持ちも分かります。
ですが一つ考慮しておきたいのは、「不動産屋さんも断られる事に慣れている事が多い」という事です。
特にネットが普及してからは、キャンセル連絡があったりメール返信が返ってこないようなケースは日常茶飯事と言えます。
もちろん簡単にキャンセルをするべきではありませんし、冷やかしの問い合わせ等をする事はNGですが、そうは言っても断りの連絡が入ることは珍しい事ではありません。
じっくりと考えてどうしてもキャンセルをしたいようであれば、やはりその旨をしっかりと伝えるようにしたいですね。
不動産屋への断り方で悩んでいる人へ
不動産屋への断り方について幾つか挙げてみました。
確かに断りを入れるというのは少し勇気がいる事だと思います。
ですがお部屋探しをしているとこのような場面に出喰わす事はよくある事です。
自分に合った不動産屋を選んで、希望条件に合ったお部屋を見つけたいですね。
今回は不動産屋への断り方について挙げてみました。
スポンサーリンク